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じゃあちょっと喋ろうか、僕の非凡でいて妙なとこ、平凡を装った僕がずっと悩んでること* ページ4

『じゃあ私の能力について話そうかな・・・これは数年前のお話』





私は能力を得る前、病院で暮らしていた


生まれた時から入院生活で、ベッドの中でいつも窓の外を見ていたの


そして、今日も私は窓の外を見ていたんだ






『・・・』






病院の目の前は公園があって、小さな子がいつも遊んでた


ブランコをこいだり、滑り台をすべったり・・・


羨ましかった


私も外で遊びたかった





『いいなぁ・・・』





私は父から病名を聞かされていなかった


どこも痛くないのにずっと入院していた


看護婦さんが私の様子を見に来た






「Aちゃん体調はどう?」


『大丈夫だよ、ねぇ、私の病気ってな』


「お薬のもっか」ニッコリ


『・・・』






看護婦さんに聞いてもいつもさえぎられてしまう


どうして教えてくれないんだろう・・・


看護婦さんに渡された薬をみつめる






『・・・飲みたくない』

「えっ?」

『このお薬飲むと眠たくなるんだもん、いらないよ』






薬を突き返すと看護婦さんは困った顔をした


何年も入院しているということは私の病気は治らないんでしょ?


ツンっとして外を見た






「Aちゃんお願い、薬を飲んで?」

『いや』





その日から私は看護婦さんと薬を拒み続けた





「薬のん」

『いらない』



「あの、くす」

『・・・』






何日も何日も拒み続け、ご飯に薬を混ぜられている可能性もあるためご飯も拒んだ


お腹は空くけど、私は嫌じゃなかった


このまま死んでしまっていいと思っていた


しかし、ついにお父さんが現れた

10年は経ちそうなある日怪物の声がして心臓を飲み込んだ*→←ねぇ、ちょっと話そうか。バカな自傷症性なんだけど、もうなんか収まらない。ネタ話だって体で一つどう?



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設定タグ:カゲプロ , 夜咄ディセイブ , にひりんこ   
作品ジャンル:アニメ
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にひりんこ - そんなこと言っていただいて感動です!ありがとうございます!更新がんばります<(`^´)> (2015年11月2日 20時) (レス) id: 956bf5b6d4 (このIDを非表示/違反報告)
桔梗 - 文才、凄いですね!w更新、自分のペースで良いので頑張ってください! (2015年11月1日 17時) (レス) id: 55b6b43dd5 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:にひりんこ | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/tubbuanko2/  
作成日時:2015年10月31日 4時

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