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お菓子を作り、美味しく頂いた。
「ご馳走様。レムレス、美味しかったよ!」
作ってもらったみたらし団子は今までで1番美味しかった。
「それは良かった。Aの手伝ってくれたお饅頭もと〜っても美味しかったよ!」
「ふふ、良かった」
他愛もない会話をした後、ぷよぷよの練習をした。
今日は……あぁ、負けちゃったな、フェーリに。……思い出すだけで少し怖くなる。
でも今思い返すと「レムレスから離れろ」と言っていた。ついでに「レムレスが心配」とも。どうしてあんなに必死に私を……。なにか気に触るようなことしたかな?理由がなければあんな風には……。
とりあえず今はぷよぷよの練習に集中しよう。フェーリにぷよぷよで勝てば落ち着いて話し合えるかもしれない。
その一心で今日はいつもより気合を入れて練習をした。
「はぁ、はぁ……。も、もう1回!」
「う〜ん……A、あんまり根詰めすぎても良くないよ。また明日やろうね」
「……わかった」
「ふふふ。それじゃあ頑張ったご褒美にあま〜いキャンディをあげよう」
「ありがとう!でも練習前にも沢山食べたし今日はいいかな……」
そういうとレムレスは残念そうな顔をして
「そっかぁ……」
とだけ言った。
数日後。
いつもより早く目が覚めてしまった。レムレスもシェゾもまだ起きていないようだった。
(暇だなぁ。……散歩にでも行こうかな。アルルとかアミティとかに会えたらラッキーってことで。……うん、それがいい!)
2度寝する気にもなれなかったので、簡単に身支度をして出かけられる程度には髪の毛を整えて……。
(あ、置き手紙とかしておいた方がいいよね)
『目が覚めちゃったから散歩に行ってくるね』
と書き記して目立つところに置いておいた。
「行ってきます」
一応そう言って出た。
早朝の空気は昼や夜、洞窟とは違って気持ちが良かった。
時間はたくさんあると思うから思うままに好きなように行こう、と思い、適当に歩いた
すると向こう側から人が。
(あれ?なんか見覚えが……)
ちょっと小さめの身長。あのゴスロリ。紫の綺麗な髪に大きいリボン。そして両手にはダウジングロッド。
言うまでもない。フェーリだ。
やばい、どうしよう。不安で頭がいっぱいになった。
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Napia(プロフ) - …なんか大変そうだあ夢主… (2022年8月18日 17時) (レス) @page15 id: e1e9c8e78d (このIDを非表示/違反報告)
光璃(プロフ) - ねむねむにゃんこ太郎さん» コメントありがとうございます!天才は天才でも天災ですよ() (2022年8月1日 22時) (レス) id: 60b5f7069d (このIDを非表示/違反報告)
ねむねむにゃんこ太郎 - 天才!!はい天才!ぷよぷよの小説書いてる人探してましたありがとうもう最高!!!!結婚して (2022年8月1日 15時) (レス) id: 8a27fed9d5 (このIDを非表示/違反報告)
Napia(プロフ) - お前…っっ、生き別れの兄妹なのかっ…!? 思わず笑ってしまった(笑)(((時々コメントしますがレスめんどくさかったらしなくていいです。))) (2022年7月25日 15時) (レス) @page10 id: e1e9c8e78d (このIDを非表示/違反報告)
光璃(プロフ) - Napiaさん» コメント・評価ありがとうございます!レムシェいいですよねッッ 亀更新ですが頑張ります!! (2022年7月20日 17時) (レス) id: 42e9661842 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:光璃 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/ninnjinnpo1/
作成日時:2022年7月7日 10時