【ワールドトリガー】ボーダーに入隊したくなかった系。

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同い年でもドジが癒やされるのはもうこの人の魅力だろうな。私がやったら相手にベイルアウトされそう。

そんなことを考えながら噂の人について聞いたのに何故か来馬さんの話をしはじめたのでベンチにまで座って相槌を打つ。何でこうなったのかは分からない。





「それで来馬先輩が鋼さんの最近出来た友達がスゴい子って言ってて」


「(トモダチ？？？)」





村上さんのトモダチ？？？誰が？私が？あ、最近って言っても私じゃないよね。え、でも今噂の人(私)の話しようとしてこの話してるのか。

わかんないわかんない。え？？？違う人が噂の人なんじゃな「聞いてる？」ごめん2割しか聞いてなかった。

顔を覗き込んでくる別役くんに謝りながら聞き返す。
一応自己紹介はしたから敬語はなくしてもらった。めちゃくちゃ嬉しいですね。はい。

結局何で私だと分かったかというと、村上さんから色々聞いたらしくそれが私に当てはまったかららしい。名探偵か。





「同い年って聞いてたから余計に気になって大変だった〜」


「何が？」


「窓割ったりお皿割ったりした！」


「…………それは大変だったね」





鈴鳴支部の人たちも。原因が私だから申し訳ないわ。

「あ！忘れてた！」いきなり大声を出したかと思えば特訓しに行くと去って行った。それ忘れちゃダメなやつ！！！

別役くんが行った方向を見て何気にボーダー内で同い年と話したの初めてかもなぁ、とか思いながら私も特訓しに個人戦へと向かった。

因みに親に連絡するの忘れて引くほど怒られた。

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