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Episode101 ページ2

Aside



亜桜 ○○○××○○○×○
烏丸 × × ×◯◯× × ×◯×


少しだけ満足げな気持ちでベッドから起き上がり、部屋から出る。すると分かりやすく太刀川隊が揃っているのが見えたので、私はそちらへ歩み寄った。


「あれ、柚宇さんもいたんですか?」
「亜桜ちゃんお疲れー、いい試合だったね」
「ちょっ、柚宇さん一気に殺しにかからないで!」
「これは一体……」


太刀川さんと出水が観戦していた場所に戻れば、何故かそこには柚宇さんがいた。奥で出水とゲームをやっていて、なんだかこの人達揃うだけでどこでも隊室みたいなムードにしてしまうんだな……と少し呆れる。そしてこのゆるいムードを感じ取った京介が、隣でぼそりと言葉を溢していた。


「おーとりまる、アウェーで悪いな」
「とりまる?太刀川さんそれ何……?」
「?こいつの名前だろ?書いてあったぞパネルに」


はあ?と思って振り返ると、パネルには亜桜と烏丸の文字があった。


「あの、苗字のことなら、からすまっすけど……」
「何だと!?とりまるじゃないのか!」
「ッハハッ、流石太刀川さん!」
「無理おもしろすぎ!」
「ん?とりまるって書いてからすまって読むの?」
「えっ柚宇さんまで?」


どうやら太刀川さんが烏丸をとりまると読み間違えたようで、それに気づいた私と出水は爆笑した。己の隊長をバカにするように笑い出す出水につられて、あまりの愉快さに私も笑いが止まらなくなったのだ。ところが柚宇さんまで本気でその読み間違えをしていたようで、逆に私達の隊の年上組の学力のレベルに恐怖を覚えて、突然スンッと笑いが収まってしまう。


「すんません、亜桜先輩と終わったら米屋先輩と個人戦する約束があるんすけど、行っても大丈夫すか?」
「ああ悪い、用事があったのか。行っていいぞ」
「ありがとうございます。じゃあまた」


今回は突然太刀川さんが私と京介のランク戦を出水と揃って観戦すると言い始め、更にオペレーターである柚宇さんまで呼び出していたため何か狙いがあるのだろうと思っていた。しかし京介が退席を申し出ると、予想を裏切ってあっさりと太刀川さんが許可を出したので、私は拍子抜けした。


「じゃあおれも二宮さんと約束あるし……」
「いや出水、おまえは残れ」
「なんでっすか!」


隊室でもないのに太刀川隊だけのこの空間、次に太刀川さんの言ったセリフに、私達三人は驚かざるを得なかった。


「話したいことがある。場所変えるぞ」

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亜桜(プロフ) - 緋色さん» ありがとうございます(;▽;)更新頑張ります! (2019年1月21日 19時) (レス) id: 69aa40c811 (このIDを非表示/違反報告)
緋色 - 続きが気になりすぎる!!!面白すぎてヤバイです!!更新頑張ってください!応援してます!!!! (2019年1月20日 21時) (レス) id: 076cc2dab4 (このIDを非表示/違反報告)
亜桜(プロフ) - twice MOMO,loveさん» 長編にも関わらず全て読んでいただけて本当に嬉しいです(;ω;) できる限り定期的に更新していきたいと思います! (2018年12月11日 11時) (レス) id: 69aa40c811 (このIDを非表示/違反報告)
twice MOMO,love - とても面白いですっ! いっきにすべてのお話し読みおわってしまいましたッ! これからも頑張ってください!( v^-゜)♪更新お待ちしています! 長文ひつれいしました (2018年12月10日 17時) (レス) id: cfa0ae033f (このIDを非表示/違反報告)
亜桜(プロフ) - アヤカさん» ありがとうございます!!( ;∀;)がんばります!! (2018年11月25日 12時) (レス) id: 69aa40c811 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:亜桜 | 作成日時:2018年10月8日 12時

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