０３７ ページ38
飲み物買ってきますねと彼女が言ったのが2分前。
「知ってます？Aってすぐ酔うんですよ」
「あ、この前皆でAの家でタコパしたんすけどね」
「Aと前ケーキ屋に行ったんですけど」
そしてこいつがこうやって仲良しアピールを開始したのは1分前。
まぁ不快ったらありゃしない、四つも下にうざいと思い対抗心を燃やすのも大人気ないとか言われそうだが生憎俺はそこまで大人になりきれてない
イライラしながらも無言で藤崎の話を聞き流していると急に自慢が止まり不思議に思った俺はあいつの方向を見る
「…大人っすね、俺だったらキレてますよ今頃」
いやいや安心しろめちゃくちゃ心の中で煽ってやってますから
「自覚あるなら黙って仕事したらどうっすかね」
「俺とAが高校の時に付き合ってたと知ってもなんとも思わないんすか？」
そう聞かれ俺は一度手を止めて藤崎を見る、こいつと彼女が高校からの知り合いだという事は飲みに行った時に教えてもらい知っている
「それがどうかしたんすか」
と言い気にしてないかのように再度パソコンとにらめっこをする、こいつに余裕がないと思われたくない、小さめの舌打ちが聞こえると同時に藤崎は再度カタカタとパソコンのキーボードを打つ
「なんすか大人の余裕ですか、ダサいですよ」
さっきのこいつの発言のせいでそんな子供じみた煽りに腹が立ちあいつをしっかりと見て口を開き言い返す
「まぁ、お前は子供じみてるから飯誘っても断られるんやろ」
「一回飲みに行ったくらいで勝ち誇らないでくれます？」
「煩いっすよガキじゃないんだから」
「はぁ！？」
と彼が声を上げ席をたったと同時に部署の入り口の方から何かが落ちる音がし二人してそちらを見る
「あ、えっと、なんか喧嘩してたから入りにくくて…すみません」
と恐る恐るしゃがみ落としてしまったカンを拾う彼女、そこまでの喧嘩はしていないのに心なしか彼女は怯えているようにも見えた
「もう夜だしあまり大きな声だしたらあかんよ」
といい藤崎にコーヒーを渡す彼女の表情はいつもの笑顔に戻っていた
「先輩もお疲れ様です、もうひと頑張りしましょう！」
と俺のデスクの上にコーヒーを笑顔で置く彼女
「ありがとうございます」
いいえと返しそのまま自分のデスクに帰り一伸びしてからパソコンを向かい合う彼女
俺は彼女と藤崎の関係が気になりなかなか仕事をいつものように進めれないで居た
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蘇羅蹤(プロフ) - トンつくってキーワード送ってその中から数十人選ばれるんじゃないんでしたっけ。結構前の作品にすいません。 (2020年7月8日 14時) (
レス) id: 7586ab9bf9 (このIDを非表示/違反報告)
彩心(プロフ) - レイさん» お返事遅れてしまいすみません！私も２８２８しながら書いてたりするのでお仲間ですね！笑 (2019年6月20日 16時) (レス) id: eadc8168c2 (このIDを非表示/違反報告)
レイ - ひよこちゃん出ないかなぁ('ε'*)いやぁ主人交とショッピ君の関係がよくて.....画面見ながら2828してたらキモいって言われましたwwこれからも頑張って下さい! (2019年5月8日 21時) (レス) id: 0798aa08d0 (このIDを非表示/違反報告)
彩心(プロフ) - 咒萌琉(じゅめる)@ちゃんこ様さん» ご指摘ありがとうございます!!変えてきます!! (2019年1月22日 3時) (レス) id: a036b92465 (このIDを非表示/違反報告)
咒萌琉(じゅめる)@ちゃんこ様 - 002話の所の「正式名称」が「正式名所」になってますよ！ (2019年1月21日 22時) (レス) id: 6bd5899d44 (このIDを非表示/違反報告)
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