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75話 防衛戦開始。 ページ29

見れば人型の他にボーダー隊員であろう人々も見える。


「足止めありがとうございます。

えーっと…」


「諏訪だ。」


タバコを咥えている男性が答えてくれた。


「諏訪さん達、ありがとうございます。

戦闘は私が引き継ぎます。」


諏訪さん方はオメェ誰だ!なんて言ってるけど、そんなことに構っている時間はない。


あとで自己紹介でもなんでもすればいいだろう。


【覇剣 起動】


「さあ、かかって来いっ!」


先程展開していた

「んだよ!骨のありそうな奴がいるじゃねぇかぁ!まあ、その程度でオレに勝てる訳ねえがな!」


先程展開していた傷つける魔の杖(レーヴァテイン)とは違う剣を構える。


正義の剣(エクセキューショナーズソード)と呼ばれる類の長剣。


処刑用の剣であるが故に剣先を持たない。


罪人を処刑したことから正義の象徴、正義の剣として掲げられている。


この剣を握るということは私が正しく生きることを表す。


決して誰も傷つけない。


守ると決めたものは必ず守り抜け。


それが私の玖島Aの今なすべきこと。


「ていやああ!」


二人が同時に地を蹴る。


Aは大声をだして、敵は不敵な笑みを浮かべている。


二人がすれ違った瞬間、


「っく!」


敵に切り傷がつく。


しかし、


「嘘だ。トリオン供給器官は破壊したはず!」


敵のトリオン供給器官は確実に破壊していた。


なのに、


「なんだ、情報がそっちに入ってなかったのかあ?無様だな!てめえはオレのトリガーでもうすぐ終わりだ!」


「っく!」


今度うめき声をあげるのはAの番だった。


Aの体からトリガーが出ている。


まだ少ししか出ていないが、このまま戦い続ければAは確実に緊急脱出する。


何か状況を打開する策を見つけなければ。


何か、何か。

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ピヨ丸(プロフ) - サさミさん» ゆで卵 (2017年11月23日 18時) (レス) id: 48f784300c (このIDを非表示/違反報告)
サさミ - サさミです。応援してます。私の作品でも是非コメントしてね。ゆで卵(笑) (2017年11月22日 21時) (レス) id: df5b65dd8b (このIDを非表示/違反報告)
ジュリ - めっちゃ面白いです更新楽しみにしてます! (2017年11月5日 19時) (レス) id: 84c51744c8 (このIDを非表示/違反報告)
ピヨ丸(プロフ) - ありがとうございます。気付くのが遅くてすみません。更新は本当に遅いですが、それでもよかったら楽しんでいただけると嬉しいです。 (2017年10月31日 21時) (レス) id: 2c9238a28f (このIDを非表示/違反報告)
柊那 - とても面白いです!これからも更新頑張ってください(´∀`)応援しています! (2017年10月24日 20時) (レス) id: 6886eff87c (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ピヨ丸 | 作成日時:2017年8月27日 13時

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