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▼圧倒的ブス? ページ13

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ここ最近悩みができた。
日常生活や仕事、動画投稿に支障はないものの基本的ずっと考えていることがある

・・・と、思ってはいたけど



zakao「つじもん、なんか悩み事あるの?」



珍しく1人で来店してくれたザカオ君に声をかけられた
どうやら眉間に皺を寄せていたらしい。支障でてるな〜なんて思いつつ眉間をグリグリと押した



『いや、大したことじゃないんだよ』

zakao「大したことじゃないのに眉間に皺寄る?w」

『あ〜・・・確かに』



ケラケラ笑いながらハンバーグを頬張る
・・・うん、やっぱそうだよなあ



『私さ、人が大きな口あけて頬張る姿がすごく好きなんだよね』

zakao「そうなの?」

『幸せそうじゃん?その姿見るだけでも結構お腹いっぱいになっちゃうんだけどさ』



家族、お客さん、友人、勿論それは愛しい彼氏だって例外じゃない。
大きな口をあけてぱくりと食べるその仕草がたまらなく大好きなんだ

けれど




『で、そう悩みなんだけど。何日か前からさ・・・モトキがそれしてくれなくなったの』





そう、それは数日前の夕食での出来事。
その日は2人ともゆっくり出来る日だったからいつもより凝ったものを、とおもって気合を入れたのだ

そして出来上がったのがガパオライス
彼のは大盛りで目玉焼きは2個のせた。見栄えもいいし完璧!だなんて浮かれていたのだけど

いざ目の前に出して、食べ始めたかと思えば
いつもより掬う量は少ないし挙句いつもなら食べきるのにその日は残していた。
“明日の昼食べる”ってタッパーに入れていたから不味くはなかったと思う。


だから尚更不思議だし不安だった
そしてそれは今日までずっと続いてる。今朝だってそう。
量は私と同じにしたら食べきってくれたけど相変わらずいつものあの表情で食べてくれない。
その上、食べながら私の表情も伺うようになっている




『口に合わないわけでもなさそうだし、でもいつもと様子は違うから気になってさ』




zakao「あー・・・」




目の前の彼は思い当たる節があると言わんばかりの返答
私はカウンターに身を乗り出した




『何か知ってるの!?』


zakao「あっいや、あのー・・・」





フォークをおいて此方を見る
その表情は何処か申し訳なさそうで、眉が下がっていた




zakao「まあでも本人に直接聞くのが一番だと思うんだけど・・・きっかけは俺らかな・・・?」


『そっかー・・・明日聞いてみようかな』


zakao「うん、そうして」

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作品ジャンル:恋愛
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作者名:Z1GSY x他1人 | 作成日時:2019年10月8日 0時

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