おいしいって笑うキミが好き / Fischer's <Mt> (ページ12)

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▼砂まみれページ12

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ndaho「アーッハッハッハwwwうぇーいwww」

silk「いや別にお前に恨みはねぇよ」

どういうことだろうか
いや、様子はしっかりと見ていたからわかるんだけどね

まあ現状報告すると
現場に居ないダーマくんと埋める要員のンダホ君を除く５人が砂浜に埋まっているんです

まだ海のシーズンにしてはちょっと早いこの時期
更には夕暮れ前というのもあって人は全くいない。
そんな中、私はカメラに映らない位置にレジャーシートを敷いて皆の荷物番をしています

ndaho「縦埋めビーチフラッグ選手権!よーいスタート!!」

どうやら始まったようだ
･･･みんな苦戦してる。てかめっちゃ頭だけ動くの面白いな
ポケモンのディグダみたい。ちょっと可愛いかもなんて

なんて考えも束の間

『えっ･･･か･･･モトキ早くない?』

いや声入らないと思うけど流石に本名呼びはまずいね、うん
にしてもうちの彼氏さん秒で出たんだけどどういうことなの。
しかもマッチョー！って言いながら出てきたよ。なんなんだろう昔から変わんないわ

『あぁカメラ倒れてるし･･･』

泥だらけなのはもう仕方ない
シャワールームは借りる予定だけど帰ったら速攻風呂にぶち込まなきゃ

続々とみんな出てきている
シルク君４番目とか意外かも。でもンダホ君が埋めるとき踏んでたからそれも･･･いややめとこう。
しかも民族みたいな踊り始めたし何なんだ彼らは。面白すぎるだろう

ぺけ君最下位はなんとなく予想が･･･アッよろけた(

暫くして泥だらけでみんな帰ってきた
皆わりかし肌白め(ザカオ君は除く)だから砂汚れ目立つ。というか黒すぎでは･･･?

『お疲れ様。みんな真っ黒だね』

ndaho「だよね～ｗつじもん荷物番ありがとうね!!」

『面白いもの見れたしお安い御用だよ』

皆に近づいて各自の背中や腕の泥を払うのを手伝う

『いやこれすごいな。そのままだと体も冷えちゃうしシャワー浴びてきなよ』

silk「お、おう。そうする」

泥だらけ５人集は足早に向かう
けれどその中で魁がちょっと不機嫌そうだった。えぇ私なんか変なこと言ったかな

『ねぇンダホ君。魁なんか不機嫌そうじゃなかった?』

ndaho「ん～あれは不機嫌になるんじゃない?ｗ」

『えっ私変なこと言った!?』

ndaho「言ったというか、“した”かな」

『うーん･･･?』

後でとりあえず謝るしかないかな

ndaho(無意識って怖い･･･)

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