24 俺がここに来たとき バーンsideぱーと2 ページ26
そのふたりに案内されて、オレは食堂っていうところに来た。
「さあ、今日は晴矢くんの歓迎会です。たくさんめしあがれ」
「「「いただきます!」」」
食べてる途中、なんかいろんなやつから話かけられた。
「おれはリュウジ、よろしく! サッカーうまいね」
「マキだよ。よろしくね!」
「わたしは玲名」
なんでこいつら、こんなに楽しそうなんだ?
「わたしは(人2)!あ、さっき言ったから覚えてくれた?」
またきた。(人2)。
そんなに何回も言われたら覚えるっつーの。
しかも、オレの隣に座ってるし。
「ここはね、みんないろいろあってくるところなんだ」
突然、(人2)が落ち着いた声で言い始めた。
「?」
頭に?を浮かせていると、
「あっ! 晴矢くん……それってもしかして、____チューリップ?!」
(人2)がオレの頭を指さした。
「なっ……!」
「あ、ほんとだー!wwwww」
「あはははっ!」
「うっうるせえ! これはチューリップじゃねえ!」
な、なんなんだこいつらはっ!/////
「これは生まれつきだ!」
メシの後、オレたちはなんか大きな広間にいた。
「ここは、みんなで遊べるところだよ、チューリップくん」←
「リュウジ、てめえ!」
「うわあ、ごめん!でも短気は損気だよ!」
くそー……。
「もう仲良くなったんだね」
「あ? これのどこが____ん、お前は……?」
「わたし、(人1)。浜路(人1)って名前なの」
「ああ。……オレは南雲晴矢」
「晴矢……はるや…………」
(人1)は何度かぶつぶつオレの名前をくり返してる。
「晴矢____かっこいい!」
「んあ?!」
「かっこいい名前だね! 晴矢、かあ……。ねえ、晴矢って呼んでいい?」
「いいけど……」
「ありがとう、晴矢。これからよろしく」
「あ、ああ、よろしく……」
い、いきなり名前を褒めるとか、なんていうか____
変わったやつなんだな、(人1)って。
でも、嬉しそうな(人1)の笑顔を見て、すごく複雑な気持ちだった。
ひねくれていた俺は、
まっすぐて、素朴で、幸せそうな(人1)が、
不思議で、ちょっと嫌で、
ちょっとうらやましかった。
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阿津(プロフ) - †びた†さん» あたたかいお言葉、ありがとうございます!力が出そうです。これからも更新は遅いと思いますが、頑張って仕上げていきます。 (2017年3月7日 23時) (レス) id: cf0739512b (このIDを非表示/違反報告)
†びた† - ゆっくり自分のペースでやっていただいておkですよ。待ってます! (2016年8月6日 15時) (レス) id: eb2164e30c (このIDを非表示/違反報告)
阿津(プロフ) - ルミナさん» 遅くなってしまってすみません。わわー、コメントなどなど嬉しいです!ありがとうございます(・∀・*) (2014年11月28日 22時) (レス) id: cf0739512b (このIDを非表示/違反報告)
ルミナ(プロフ) - 設定が好きです。なんか、面白い設定だな〜っと よければ私の小説も^^ (2014年11月14日 0時) (レス) id: 96405fb6db (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:阿津 | 作成日時:2014年6月17日 21時