TIMEtoWOLF＿4

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見張られる毎日にうんざりする気持ちと
恐怖が入り交じったような感情。



裕也「大丈夫か？疲れた顔してる…」

「平気…」

裕也「もう見てらんねーよ…」



壱馬を裏切った罰…
壱馬を守る為…そう思うと頑張れた。



翔「裕也に話してないよな？」

「…ビクッ」

翔「やっと意識してんだ俺を…笑」

「っ…」


ボイトレでボーカル組が居なくて
壱馬の顔すら見れてない…
別れたようで別れてないのか
どっちなのかわからない状態…。


耐えられるよ…
耐えられるけど正直限界だった…



龍「A、登坂さんが呼んでるよ？」

「へ…？」



ドアの方を見れば寄りかかってる臣くん。



臣「可愛い顔が台無しじゃねーかよ…」

「なにが…」

臣「お兄ちゃんが知らないとでも？」

「何で来たの…」

翔「Aー？」

「ビクッ…！」

臣「裕也ー！ちょっと仕事頼みたいからA借りてくぞー！」

裕也「好きなだけどうぞ〜」

臣「手…引っ張るぞ…」



繋がれた手に引っ張られ
ただそれに着いて行った。


臣「あ、直己さん俺、ちょっと抜けます！」

直己「はいはい！行っといで？」

「仕事…って…」

臣「いいから黙って着いてこいって」



すれ違った直己さんに挨拶して
その場を通り過ぎた。

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