TIMEtoWOLF＿2

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裕也「電話…あいつか…？」

「結婚…するんだって…だから式に出ろって…」

りな「行かなくていいっ！」

裕也「りな、落ち着けって！」

りな「Aがまた…苦しむじゃん…」

「私…出るよ…」

りな「どうして自分から苦しみに行くのよ！」

「あの人が不安なんだって…私とは本当に終わってるのか…」

りな「だとしても！」

「その不安は私が与えたんだよ…例え連絡だけだとしても私があの人の立場ならきっと不安になってる…だからちゃんと責任取ってくる」

裕也「A…」

りな「ほんとバカ…」


誰よりも好きで、ただ甘えた。
どんな形でも繋がる事を選んだ。
周りが見えてなかったんだよ。

私からじゅんを奪ったのはあの人。
誰かの物を奪ったからこそ
きっとあの人は不安が強いんだろう。


例えどんな理由でも私は私なりの
責任をきちんと取ろう。


裕也「ほんとに大丈夫か…？」

りな「はぁ…今日は泣かないんだね？」

裕也「泣きそうな顔はしてっけどな…」

「泣かないよ…大丈夫だもん…」

裕也「呼んでやろうか…？」

りな「あぁ…あの噂の子？」

「呼ばなくていい…大丈夫だから」


誰にも頼らないよ…
甘えちゃいけない…向き合わないと。

2人が呼んでくれようとしてる
安心出来る胸に飛び込めるほど私は
綺麗な感情じゃない…今は…。

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