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あの日から随分と時間がたったけど
日を重ねる事にやっぱり頭にあるのは
結婚式の事。
【A…Aっ!】
「へっ?」
北人「もう何回も呼んでるのにっ!」
「ごめんね…どうした?」
北人「そっちこそ最近ずっとボーッとしてるよ?」
「大丈夫…ちょっと飲み物買ってくる…」
裕也が心配そうに見てくるけど
気づかないふりをして向った。
奈々「壱馬さん、はいどうぞ!」
壱馬「わざわざ?良かったのに」
壱馬くんに何やら渡してる2人の姿が
視界に入ってきた。
奈々「壱馬さんの為ですから。笑」
壱馬「奈々ちゃんは優しいね?笑」
そう言えば最近、壱馬くんと話してないな…
なんだ…あの2人お似合いじゃん…
恋愛なんて感情無くなればいいのに…
昔の男引きずって何度も振って…
都合良すぎたのかもしれない。
昔の男にしがみついた罰。
好きだと言ってくれた彼を振り回した罰。
それが自分に返って来たのかもしれない。
私みたいな中途半端な女より
彼には奈々ちゃんのような子が
合うのかもしれない。
奈々「Aさんお疲れ様です!」
「奈々ちゃんも壱馬くんもお疲れ様。」
壱馬「A?もしかして…」
「2人ともイチャイチャしてないで早めに戻るんだよ〜」
開けてしまった感情と言う蓋は
もう一度閉めればいいだけ。
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Moon??(プロフ) - かえでさん» ありがとうございます!頑張ります(^^) (2020年7月1日 12時) (レス) id: b7fd9aa704 (このIDを非表示/違反報告)
かえで(プロフ) - めっちゃ好きです!これからも応援してます! (2020年7月1日 7時) (レス) id: 07ecbcd109 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:Moon | 作成日時:2020年6月28日 4時