Which one do you like...??____Soya_I (ページ10)

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ｼﾞｮｼｭｾｷ__3 ページ10

エンジンをかけて颯爽と海へ向かう私たち

空の青も、海の青も、なんだか今の私たちと同じような気がして。

信号待ちでふと隣を見れば嬉しそうに笑って微笑みかけてくれる猪狩くん

蒼弥: 俺が免許取ったら俺の1番目の助手席は先輩です。俺の1番はA先輩なので

A: うん、楽しみに待ってる

海辺について人気の少ないとこに座って眺めた綺麗な花火

私の左手は猪狩くんの右手とぎゅっと強く繋がれていて、

どちらからともなく唇を合わせる

まだ恥ずかしくて目を見つめられないままだけど

蒼弥: 大好きです、A先輩

A: 私も猪狩くんが大好き

花火の光に照らされてまたほっぺたを真っ赤にしてるのが見える。

きっと私もそう。でもそんな恥ずかしさを感じさせないくらいに強く強くぎゅってされて、

蒼弥: すごく嬉しいです。年下だけど、頼りになる男になれるように頑張りますね

そう言って背中をポンポンとしてくれた

また来年の夏も猪狩くんを助手席に乗せてここに来たいなって。

ううん。それ以外にも、これからも猪狩くんを乗せて色んなところに行って思い出たくさん作れたら良いな。