【第2章】新たな出来事【電王】

変わらぬ日々 ページ31

A視点

結局、あれから数日
学校生活を続けてもイマジンのイの字も出て来やしない

桃)「…A」

貴)「何？」

桃)「眠い…」

授業真っ最中
眠気に襲われたモモは船を漕いでいる

桃)「うぅん…」

寝るのも時間の問題か

貴)「モモ、もう寝ちゃいなy〈ガシャーーーン！！！〉え？何？！」

突如割れた窓ガラス
思いっきり巻き込まれたモモ

桃)「いってぇなぁ！」

窓の外に叫ぶ
そこに居たのは

桃)「侑斗？」

貴)「え？」

侑斗と言うかゼロノスがこちらに向けて発砲していた

零)「」クイッ

顎でどこかを指す
その先は大量のイマジン

なるほど

倒すことを促しているわけか

貴)「モモ、いく…居ない…いくの早いねぇ」

仕方ない僕も行こう
みんなも外に夢中になっている
抜け出してこっそり変身すればいいだろう

貴)「クロ…行くよ？」

黒)〈おお〉

クロが僕に入り髪の色が変わる
足取りも早くなる

誰も居ないところへと行き変身
グランドに飛び出す

既にモモ達全員が揃って戦っていた
こんな時のためにオーナーからパスは借りていた

B電)「先輩行動はえぇな！」
M電)「久々の戦いだからな！当然だ！」
R電)「たっのしー！」
電)「あはは…」
零)「真面目にやれ！」

楽しみながらでも確実に敵を減らしていく
なかなかの敵の量

やりがいある

B電)「こいつら、オーナーが言ってたやつなのか？」

貴〈それはどうだろう…確信はつかめないね〉

零)「だが、ここで現れたってことは何かしらの関係はあるはずだ」
電)「そうだね、これが終わったら調べないとね」
M電)「！…あぶねっ」

今、モモのこと攻撃したの

R電)「あ！校舎の上！」
電)「あれって…」
零)「どうなってやがる…」

校舎の上に立つもの

それは

貴〈電王？〉

＊＊＊＊
12月26日

「happy birthday！良太郎！」

デンライナーに来た良太郎に全員が叫んだ
良太郎は驚いた顔をしていた

というか戸惑い？

良)「あ、あのさ」
桃)「な、なんだ？」
良)「今日27日だよね？」

「「…」」

浦)「ごめんね、良太郎…作者が…作者が悪いんだ」
金)「バイトのせいやとか言って思いっきり寝落ちたんや…」
龍)「恨むなら作者をしてね！」

貴)「メタ発言やめなさい」

は)「今更でしょ」

確かに

良)「そっか、まぁ、みんなありがと！作者は覚えててね！」

すっごい笑顔
目が笑ってないけどね作者に対して笑

良)「毎年祝ってくれてありがとうみんな、今年もよろしくね」キランッ

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