【第2章】新たな出来事【電王】

髪の毛 ページ30

A視点

とりあえず、家まで帰って来た
リュウタはまだ、遊び足りないらしく出ていった
元気だねぇ…

桃)「くしゅん…」
浦)「お風呂はいって来たら？」
桃)「いい」

この２人はとりあえず服を着替えて来たところだ
髪の毛はまだ濡れている

浦)「そ、なら、僕はいってこよう」
桃)「好きにしろよ」

なんだか、薄着ではあると思って居たけど風呂行くつもりだったんだ

貴)「モモは髪の毛乾かす？」

桃)「ほっときゃ乾く」

貴)「風邪ひかない？」

桃)「ああ」
は)「タオルで拭くくらいはしなさいよ」
桃)「…」
金)「言われた通りに拭かんかい！」

わしゃわしゃとタオルを押し当てキンが無茶苦茶に拭きはじめる
やめさせようとするも力で圧倒されるモモは反撃ができない模様

金)「こんなもんか？」
桃)「…イテェ…」
金)「すまん、力強すぎたか？」
桃)「加減しろバカ熊…」

首が痛い系男子
髪ボサボサですよモモ君

桃)「A…」

貴)「ん？」

桃)「なんとかしてくれ…」

クマを？
その頭を？

貴)「えっと…」

わしゃわしゃ

桃)「…」

わしゃわしゃ

桃)「おい」

わしゃわしゃ

桃)「A！…何やってんだ」

髪をわしゃわしゃとしてます

桃)「直してくれっていってんだぞ！なんで余計酷くしてんだ！」

貴)「あーそっちか…」

黒)「それ以外になんの選択肢がこいつの中にあったんだ…」
良)「キンタロスをなんとかするの？とか…そういうことじゃないかな？」
は)「そうなの？」

貴)「うん」

いやぁ、まさか髪の毛を直して欲しいだとは思わなかった
櫛あったかな？

カバンを適当に漁る
すると、たまたま入っていた

貴)「モモ、そこ座って」

桃)「おう」

大人しく椅子に座るモモ
湿った髪の毛がひちゃーとなっている

ふむ

貴)「はなちゃん、ドライヤー」

は)「ここにあるわよ」
桃)「別に乾かさなくても」

貴)「床が濡れて汚れるじゃん、だから乾かすの」

掃除するのモモだよ？
嫌でしょ掃除

桃)「…わーたよ」

貴)「よろしい」

ドライヤーの電源をつける
温風がモモの髪に降りかかる

黒)「なんかテレビしてねぇのぉ？」
清)「録画しといたやつならあるぞ」
金)「お、仮面ライダービルドやないか」

勝手にテレビつけて録画してたビルドを見始める3人
記憶喪失の主人公がコウモリ男を探して敵と戦う的なやつ

黒)「Wみてぇ」

貴)「まぁ、そりゃあね…」

あー文系を倒すライダービルド
今後どうなるのやら

桃)「A熱い」

貴)「あ、ごめん」

変わらぬ日々→←喧嘩終了

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