言ってないけど大好きです。【ジャーファル】

35＊なんでもします ページ36

その顔は怒ってはいなくって、



明らかにこの状況を楽しんでる顔。









「なんでもするんですよね？」


『え、ごめんなんの話？』


「すっとぼけんなや」


『ごめん！ねぇほんとごめん！いろんな意味で許して！！』


「なんでもするんでしょ？」


『うえぇぇ……』


「この書類…超重要なんですよね…」


『…なんでもします』


「よろしい」









ぁぁぁぁかああああ……


結局自分で墓穴掘ってんじゃん……









「じゃ、コーヒーいれなおしてくれます？」


『へ？そんなことでいいの？』









あ、やべ。









.








.









「＿＿＿＿そんなこと、ってなに？」


『なんでもねぇ』


「なに、想像してた？」


『………』






「ははは…嘘ですよ、いれてきてくれる？」


『あ、うん』









とりあえずその場から走って退散。







その後も先生は肩もんで〜とか

それとって〜しか言ってこなかった。






挙げ句の果てに私と一緒に

テレビ見だした。




よし、この調子で忘れてしまえ＿＿＿＿！









この時私は先生に怯えすぎていて


全く気付いていませんでした。






あんだけ焦ってた人が


テレビ見ますか？

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