小説の書き方とか

その３ ページ11

答えは簡単です。

　原作の展開が総崩れになります。

　ですがあくまで夢小説ですから、夢を見て良いのです。私も最強系夢主のお話は好きですし、書かないだけで読みます。最強夢主が悪と言っているわけではないことをご承知おきください。

　ここでコメント欄に反対意見書こうと思った人はせめて最後まで読んでからにしてください。

　ここからは完全に好みの問題になるので見たくない方は目を瞑るか次のページへ進むかブラウザバックをしてください。冒頭にも書きましたが、「小説の書き方とか」は極めて主観的な文章です。このまま続きを読もうと思っている方は、考え方や受け取り方は人それぞれ違うのだという事を念頭に置いて読み進めてください。

　さて、お話の続きです。

　もし、原作で最強と称されるキャラクターを夢主が「簡単に」倒してしまったら。

　少なくとも私は冷めます。冷めても読みますけど。

　最強とは……？

　辞書で調べました。

【最強】-さいきやう いちばん強いこと。

　シンプルでわかりやすい言葉ですね！

　最強を足蹴にできる最強が現れたら最強だった人はただの人になっちゃうんですよね。足蹴にできるほどなら何倍もの戦闘力差があるでしょうし、もう他の登場人物不要なんじゃないですかね。

　原作で最強の人にしか解決できない問題も、夢主が片手間に解決できちゃいますよ。恋愛要素がなんだ。強さという優越感とそのキャラクターから愛されたいという欲望をぶつけただけじゃないか。

　なんて思うわけですが、八段落前を見てください。

　簡単に、のところに鉤括弧(かぎかっこ)がついていますね。

　皆さんは、こんな物語を聞いたことがありませんか。

　未熟な主人公が、多くの試練を経て最強の敵に打ち勝つ。

　超がつくほどの王道ですね。

　この場合の主人公に当てはまるのは一体誰でしょうか？

　原作の主人公？ 違いますね。夢主です。

　最初から強いのもいいけど、やっぱりその過程を拝みたい。最強に打ち勝つには力が必要なんです。最強を最強たらしめるものを越える力が。

　その過程や力が細かく作り込まれており、道理に適っていて納得できるものならい良んじゃないかと思います。私はね。

　簡単にクリアできるゲームって、最初は楽しいけどいずれ飽きます。自分で努力して、作戦を練ってやっと勝つからこそ楽しいんですよね。

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