【文スト】此奴等？大嫌い【双黒】 (ページ28)

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嫌いならページ28

太宰side

今日はやたらとよさそうな子をマフィアに勧誘した。

誰一人、まだ目に光などない。
この子達は皆難民。マフィアはそういう人達を仲間に入れる。

私も、中也も嘗てはそうだった。A？私はあの子の事は何一つとして知らないよ。

貴『余計な詮索は身を滅ぼすよ？』

昔、過去の事を聞いたら、そんな事言われた。

偖、今回は私からも誘った子が入った。名は

芥「僕は芥川。宜しく頼みます。」

この子だ。異能力が結構強い。使い方によってはね……

有る程度の審査を終えてから、Aが来た。

貴『___芥川龍之介か…育て用によっては強くなるよね、この子は。』

太「そうだね……やるかい？」

すると、Aは悪戯っ子のような笑みを浮かべて言った。

貴『誘ったのは太宰でしょ？投げ出したらぶん殴るよ？』

そう言って離れていった。

太「一本取られた。」

私も疲れたので部屋に戻った。

後日________________

芥「あの、貴女の名は？」

貴『？あ、私？』

芥「はい！」

僕の名は芥川。目の前の同じぐらいの目線の女性に声を掛けた。

何時も太宰さんと一緒にいるこの女性。
名を問うたら、快く答えてくれた。

貴『私は荒中 Aだ。』

芥「太宰さんとは如何いう関係で？」

何となく、気になったので聞いてみたのだが…

貴『死ねばいいと思ってる。』

芥「えっ？」

貴『死ねばいいと思ってる。』