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「よって現代の政治は...」
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ただ今
私の一番苦手な現代社会の授業中。
...必須科目だから致し方ないのである
この春から新大学生になった。
しかも
この大学は
私の大好きな父方の叔母の母校でもある
叔母は私の憧れの存在であり
目指すべき女性像である。
頬杖をついて窓の外をぼんやり眺め
今週末に父方の親戚が私の入学祝いとして
食事会を開催してくれる事が楽しみで
授業そっちのけでニヤついてしまっている。
だって叔母にも会えるし
おじいちゃんおばあちゃんは孫には甘いでしょ？笑
A花凛18歳。
叔母への憧れと
更に受験勉強を見てくれたお陰で
この難関大学に見事合格できたのだ。
私は叔母のような大人の女性になりたいと小さな頃からずっとずっと思っていた
父の妹である叔母は
美人で性格も良く優しい
昔から私の方を可愛がってくれていて
私もとても懐いていた。
叔母と言うよりひとりっ子の私にとって
歳の離れた姉のような存在だ。
何でも言える仲良し姉妹のようだと思っている
そんな美人な叔母だけど
未だに仕事一筋で恋人の陰もなし
何故だろう？？
一度尋ねたことがあったが
「こんな行き遅れのババアなんて
男の人は興味なんていないのよ。
男は若い女の子が好きなの」
なんて
嫌味感は全くなく
爽やかに笑いながら言われた
「残念ながら結婚願望なんてないのよ」
そう続けた凛とした横顔を
羨望の眼差しで見つめたのを
今でもはっきりと覚えている
確かに現代社会では
結婚＝女の幸せ
だなんて古い考えでもある
が
まだまだ
結婚とは当たり前にするものだと言う風潮は根強い
私も結婚が全てではないと思うけど
何か引っかかるものがあるのだ。
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例えば...
忘れられない人がいる
とか...？
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そう
このお話は私の叔母のお話である。
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ことら(プロフ) - コメントありがとうございますm(__)mとても励みになりました！頑張ります。 (2020年1月26日 20時) (
レス) id: 3fdd75fac9 (このIDを非表示/違反報告)
umi(プロフ) - 色々と複雑な気持ちの中で書き続けてくれてありがとう。私は潤担なので比べ物にならないけど心中お察し致します。辛い時は休んでいいです。ゆっくりでも最後まで更新して頂けると嬉しいです。 (2020年1月26日 11時) (レス) id: 70b1e6f34a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ことら | 作成日時：2019年12月5日 7時
