女神様の気紛れで騎士王に成り代わった私はイナズマイレブンの世界にトリップしたようだ【オリオンの刻印】パート2

第６１話 ページ14

〜ベンチ〜



ベンチに運ばれ応急処置を受ける稲森



氷浦「大丈夫か？明日人」



灰崎「てめぇ・・・何で邪魔しやがった！」



心配する氷浦と対象的に稲森に対して明らかに不機嫌な灰崎



明日人「鬼道さん・・・鬼道さんがチームを守るなら・・・俺は、サッカーを守ります！」



と鬼道の方を真っ直ぐと見て言う稲森



一星「どうして僕なんかを庇って・・・」



明日人「仲間を傷つけようとするなんて・・・許せないんだ・・・」



明日人「サッカーは怒りや憎しみをぶつけ合うものじゃない！こんなことをしてたらサッカーはサッカーじゃなくなっちゃうよ！」



灰崎「チッ！綺麗事ばっか並べてんじゃねぇよ！」



ヒロト「これだからいい子ちゃんは・・・空気が読めなくて困るぜ」



そう言って二人はフィールドに戻る



どうやら稲森の想いは二人に届かなかったようだ



そして私がフィールドに戻ろうとした時・・・



一星「明日人君・・・ありがとうございます・・・」



ベンチから立ち、稲森の方に体を向け膝をついて礼を言う一星



明日人「え？気にすることないよ・・・」



A「・・・・・・」



私は今、奴がどんな顔をしているかは見えなかった



だけど・・・



A「一星充・・・貴様は本当に・・・」



立香「A？どうかしたの？」



A「・・・いや、何でもない」



そう言って私はフィールドに戻った

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