Q.私の人権どこ行った【男性声優】

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神「ほらA、みてボール」

『海で遊ぶんですか？楽しそう！』

神「いや、ボール投げてAにとってこさせようかなって。ほら、犬って木とか投げると拾って持ってくるじゃん？」

『ﾀﾋにやがれ』

福「え、待って俺も神谷さんと同じことしようとしてフリスビー持ってきちゃった笑」

『ねぇ二人ともそろそろくたばったほうがいいと思う！！！！』




柿「ほんとAは…犬か！！笑」

前「まぁ平常運転だろAは笑」

西「あれ、江口さんそのバレーボールもしかして…」

江「違うからね！？神谷さん達と同じことしようとした訳じゃなくて純粋にビーチバレーしようと思って！！」




必死の弁解じゃん、なんて焦っている江口をみんなでイジる。

まえぬさんが持ってきたカードゲームをみんなでしたり、写真を撮ったりしていたらいつの間にか海に着いていたみたいで。




柿「このトンネル抜けたら海だよー！」

『ガチですか！やったー！』

江「ほらA、尻尾尻尾」

『はぁ？尻尾出てないですぅー』




頬を膨らませてえぐにそう言えば、パッと視界が明るくなった。

急な光に目を眩ませ、薄く目を開ければ、目の前にはマリンブルーの綺麗な海が。




『うわぁ……綺麗…』

柿「実はこの前バイク乗ってたらたまたま見つけてさ。聞いたら地域の人しかしらない遊泳してもいい穴場だって言うからA連れて来ようと思って笑」

『ｴｯ…………夫？』

柿「結婚する？笑」




え、好き。

ここはかっきー先輩のジョークに乗ってあげなければ。

私でよければ＿

そう言いかけた私の口元を、神谷さんが抑える。




『んー！！』

神「かっきーもそんな冗談言わないの！」

柿「えー、冗談じゃないですよ笑」




フッと一瞬だけ凍った雰囲気の中、堤防の脇に止めた車から逃げるようにして外に出た。




西「ちょ、わっ、Aさん…！？」

江「Aカバン忘れてるー！」

『あっ、ごめんー！』




さて、沢山遊ぶぞー！


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なんか雲行き怪しいぞ……おわるのか…


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