第59話 ページ12
「!!......帰さないって事なのね。」
暗闇の中、目が思う様に反応しておらずまだ朧げな彼女
夏油「私はもう帰してもいいと言ったんだがね、僕の知り合いがね君に会いたいらしくてね。」
.
____その時背筋が凍った。この気配は前にも感じたことがあった、映画館の呪霊の時と同じ気配。
真人【夏油。その子が虎杖A?暗いからよく見えないな〜。】
彼女の後ろからやってきたのは真人という呪物
「お前.....人間を変えれる呪物だね、」
真人【あれ?夏油、喋ったの?】
夏油「喋ってないよ。きっと彼女の能力だろうね。」
じりじりと前後から近づいてくる敵になす術がない、暗闇の中からの圧に押しつぶされかけている
「.....私を殺すの?」
真人【確かに僕の術式で君のような美しい人が僕の物になるのもいいだろうけど、今回は.....】
ズイッ
真人は、顔を近づけて両手をAの首に近づけた
.
真人【囚われのお姫様をしてよ。】
ぐっ
手に力が入りかけた。呪力交じりの力で
.
「絶対やだっ!!」
ブワッ
真人が首をつかもうとした瞬間、Aは蝶になって消えていった
夏油/真人「【!!?】」
彼女の姿形は一瞬で無くなってしまった。暗闇の中に蝶は見えなくなっていく
真人【夏油、気づいてた?彼女が呪物で偽物を作っていたなんて......】
夏油「いや、気が付かなかった......ずばらしい。ここまで使いこなせていたなんて、」
怪しい笑みがこぼれてしまう。彼女は、最初からそこには居なかった
.
.
いや、彼女本体は近くにいた
夏油達がいる近くのベンチ裏、暗闇の中、そこで息をひそめていた
「(頼む、どうか、気づかないで......!)」
ひっそりと息を殺して、その場から退くのを待っていた
真人【ちぇーっ、せっかく見つけたのになっ!】
夏油「ここまでの強さとは想像以上だね......仕方ない。今後はあの少年を使う方向だけになるね。」
真人【あ〜、つまんなくなったな〜(*´Д｀)】
その場の出来事が終わる兆し____
.
.
prrrrrrr
「!!?」
携帯が鳴った。宛先は虎杖悠仁。きっと伊地知さんと合流して彼女が居ないことに心配してかけたのだろう
「.........家族思いだね。悠仁。」
暗闇の中、街灯が復旧した。光が差し込む視界にまた暗闇が来た
.
真人【みーつけった(*‘∀‘)】
「.....見つかっちゃった。」
prrrrrr
ガチャ
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 162人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「呪術廻戦」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
うたプリ大好き?(プロフ) - 続き気になっています！更新停止状態のままですが更新はされるのでしょうか？ (2021年1月8日 23時) (
レス) id: 48370e286a (このIDを非表示/違反報告)
たぬたぬ - 最初は興味本位で読んで見ましたが,めちゃくちゃ面白かったです!!!更新楽しみにしているので頑張ってください!!! (2020年8月11日 10時) (レス) id: 82c66dad78 (このIDを非表示/違反報告)
ごぼちゃん - 長々と失礼しました。今までありがとうございます。とても楽しいひと時を味わえました。またどこかでお会いしましょう。 (2019年11月18日 21時) (レス) id: 747ba8fc95 (このIDを非表示/違反報告)
ごぼちゃん - 暖かい言葉をくれた皆様。お気に入り追加してくださった皆様、高評価押してくださった皆様、ありがとうございます。 皆様の記憶からこの作品が無くなっても、原作を読んだ時や思い出した時に、私の夢小説を思い出してくれるだけでうれしくなります。 (2019年11月18日 21時) (レス) id: 747ba8fc95 (このIDを非表示/違反報告)
ごぼちゃん - この作品を愛してくださった方々に申し訳ない気持ちで胸がつらくなります。わたくしと致しましてもなんとも悲しい結果でこの作品を終わらせる形となるのがとても悔しくおもいます。最後になりますが、この作品を通し読者の皆様に出会えたことがとても感謝しきれません。 (2019年11月18日 21時) (レス) id: 747ba8fc95 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ごぼちゃん | 作成日時：2019年4月24日 20時
