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#_045 ページ45







甲斐達は柊を追って出ていった。









賢「A…泣きすぎ。」



賢はAにハンカチを差し出した。








『ありがとっ』



Aは泣きやもうとするが、涙は止まらなかった。







賢「……ったく」



賢はAを抱きしめた。



そして、背中をトントンと叩いた。








『…やっぱり、わたしのせいだよね……』





賢「……ちげぇよ、」











Aは賢の胸に顔を埋めて、また泣き出した。



Aは、香帆が犯人だったことに気づいたことで、
澪奈の死についてさらに自分に責任を感じていた。













すると、甲斐達が怯えた様子で帰ってきた。






甲斐によると、蓮のことで問い詰めたら、蓮の切り取られた手を出されたと言うことだった。









教室中がまた重い空気のまま一夜を過ごした。









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作者名:ちょこみんと。 | 作成日時:2019年3月2日 19時

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