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■好物
和菓子と抹茶が好き。
和菓子は味だけではなく、形や見た目も好き。
あまりにも可愛らしい形をしていると食べられないこともある。
しかし、可愛らしい形とは言え、流石に花模様などのものは、少し抵抗はありつつも食べることはできる。
問題は動物系の和菓子。
小動物がとても好きな彼女にとって、それは脅威である。
形自体が動物の和菓子は認識してしまえばもう食べられず、どら焼きなどに描かれてあれば、そこの部分を除いて食べるほどには面倒くさいことをする。
一度幼い頃、父親に目の前でひよこの形の和菓子を食べられ、大号泣したことがある。
今その話をぶり返すと少し恥ずかしそうな表情を見せるが、今もそうであることは事実。
昔のように流石に泣きはしないが、しょんぼりするだろう。
抹茶とは書いたが、基本お茶は好き。
正直ジュースよりも好きで、彼女は基本飲むのはお茶。
ただその中でも抹茶が好きで、抹茶を用いた和菓子もよく食べるというだけで。
しかし、紅茶は少し話が変わってくる。
紅茶のあの独特な風味が、少し得意ではないらしい。
出されたとき以外飲もうともしないので注意。
「ありがとう、嬉しい」その言葉の裏には「お茶がいいな」が含まれていることだろう。
■嫌物
怖いものが嫌い。
決して暗い場所が苦手というわけではないが、一般的に怖いと感じるものは大体苦手。
実際、使用人に軽い怪談話をされ、夜に廊下を歩けなくなり、その話をした使用人が怒られた、なんてことがあるほど。
ちなみに現在は流石に気にせず歩けるが、少し怯えてはいるらしい。
話を戻して、彼女は怪談話やホラー映画、及びホラー関連の番組、お化け屋敷、心霊スポットなどは本当に苦手。
心霊スポットは行くのも見るのも不可であり、お化け屋敷に関しては本当に帰ろうとする。
そして、そういった場所でそういった経験をすると、絶叫することはないが、小さく叫んだり、震えたり、誰かにしがみついたりすることはある。
普段の彼女からは想像できないような姿をおさめることができるため、気になる人は見せる行かせることをお勧めする。
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