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3.呪言師 ページ4

ここはとある元商店街


『うじゃうじゃいるね…雑魚ばっか』


「もうすぐやってくるよ・・・ほら」




私と夏油君は商店街のアーチの骨組み辺りに気配を消して腰をかける。


すると、帷が降りた。

私は気づかれないように予定通り二重に帷を降ろす。





少年2人が商店街の中へ歩いてくるのが見えた。



1人は先日の学生証の男の子、乙骨憂太。



もう1人は…?





『ねぇ、夏油君。乙骨君ともう1人はだれ?』


「見てればわかるよ」



私が聞きたいのは名前ではない。彼の性質、術式だ。


それをよく知っている夏油君の答えは正しかった。



〈爆ぜろ〉



ツンツン頭の子が言葉を放った瞬間、雑魚呪霊たちは一気に爆発した。



『呪言師?!また面倒なのが高専にいるのね』


「これからだよ…」



そう言って夏油君は準一級呪霊を放った。


ちょっとまって…ゾんばって何?!w



『なんであんな鳴き声なの?』


「それは知らない」





そんな話をしていると、乙骨君は刀に呪力を込めて戦いはじめた。



この短期間での成長にゾクリとする。


体術にも磨きがかかっていた。



〈潰れろ〉



そして、最後は呪言で勝負は決着した。




『終わっちゃったね…帰る?』


「残念…噂の里香ちゃんを見に来たのに」


『私は乙骨くんの制服が気になる』


「あー…Aの制服上下とも白だったねぇ。あれは可愛かった!帰ったら着てみる?」


『変態』



そう、私の制服も白色だった。しかも上下で。


要注意人物認定されてたって事なのよね。



「彼が気になる?」


『まさか。はい、これ返しに行くんでしょ?』


ここで私は先日拾った"おとしもの"を夏油君に渡した。



「同じ特級、早く挨拶したいなぁ」

4.挨拶→←2.後悔



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yoku(プロフ) - 鬼滅より呪術派さん» 私もどちらかといえば呪術派ですね😚 (2022年12月24日 23時) (レス) id: 39058f50de (このIDを非表示/違反報告)
鬼滅より呪術派 - (゚∀゚)アヒャ (2022年9月13日 10時) (レス) @page10 id: e04f466ec6 (このIDを非表示/違反報告)
yoku(プロフ) - 花梨さん» 登録、させていただきました!!!私も更新、楽しみにまってます! (2022年6月6日 23時) (レス) id: ea5a80f8a8 (このIDを非表示/違反報告)
花梨 - yokuさん» はい! 題名は、《呪術廻戦》孤独な愛情と言います。 (2022年6月6日 16時) (レス) id: 8e5a2f605a (このIDを非表示/違反報告)
yoku(プロフ) - 花梨さん» そう言っていただけるととても嬉しいです!!はい、ぜひ読ませて頂きたいです!!! (2022年6月6日 9時) (レス) id: ea5a80f8a8 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:yoku | 作成日時:2022年5月29日 22時

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