第十三話 つかの間の夏休み3 ページ12
すると、英毅が「おっ」と時計を気にAも時計を確認する
A「ぁ、そろそろ戻らないと午後の練習に遅れちゃう」
英毅「俺もそろそろ球場に向かわないとな…Aお前も戻るなら送って行くぞ」
A「ありがとうお父さん」
桃子「ごめんなさい。迷惑掛けて…Aも来てもらってごめんね」
英毅「いや」
A「また何かあったら電話してね」
二人の優しさに桃子は嬉しくなり笑顔でうんっと頷く
吾郎「何だ親父、今日試合なのか?」
英毅「今から名古屋に戻って先発だ。こっちへ帰れるのは明日になる…吾郎、真吾のこと頼むぞ」
吾郎「あぁ…そういやAも戻るんだっけか?」
A「うん…厚木の練習場にね二軍の人達も待ってるから…ごめんね真吾を任しちゃって」
吾郎「いーや別に…お前こそ頑張り過ぎて倒れんなよ」
A「うん大丈夫。私は一足先に厚木に行ってるから吾郎こそ合流日当日に遅刻、しない様にね」
吾郎「へいへい…分かってますよ」
そしてAは英毅に車で送ってもらい厚木に着いた。戻ってきた途端、早乙女泰造に抱きつかれてしまい静香さんと田尾さんが止めに入りそれを見た特待生組は嫌そうな顔と呆れた顔をされた…
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作者名:勿忘草 x他1人 | 作成日時:2017年2月24日 22時