MAJOR 第２シリーズ part3 (ページ13)

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第十三話つかの間の夏休み４ページ13

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そしてAが厚木に戻り吾郎と寿也が帰ってきて数日後ー

夢島組がバスに乗り特待生組と合流する為に厚木に行き、厚木の練習場を見た瞬間夢島組は唖然としていた

児玉「ま、まじかよ！」
国分「こ、これが二軍の施設！？」

静香「そうです。ここが今日からあなたたちが生活する厚木二軍練習場、そして私がここの責任者海堂高校二軍監督、早乙女静香です」
「「「ええ！？」」」
吾郎「あれが監督！？」

静香「ちょっとそこのボク？」

吾郎が驚き大声を出してしまう。その声を聞いた静香は吾郎を見て指をさす

吾郎「ぼ、ぼく？」
静香「私が監督やっちゃ可笑しい？」

笑顔の静香に田尾とA、二人して背筋を震わせてしまう

吾郎「ぇ…あぁ、いや…(汗」
静香「私もここの監督になって三年目なので、大体皆さんの考えてる事くらい分かります。＂野球は男のスポーツだ。甲子園でプレーした事も無い女なんかに俺達が教わることなんかあるわけないだろ＂…でしょ？」

「「「うっ…」」」

図星だったらしく夢島組は何も言えなかった

静香「結構よそれで…野球の知識も技術も練習法も、貴方達は既に夢島で習得してきた筈です…繰り返す必要は無いでしょう。立派な練習場、居心地のいい寮、そして優しい監督。これはすべてあの夢島を生き残ったものだけがもらえる言わばご褒美なのでーす！！」