苺の姫は愛されているようで【stxxx】

○ ページ42

ジェルくんの熱くて大きい体を支えながらベッドに運ぶ




主「とりあえず寝て？


ジェル「ん………


主「熱は？


ジェル「病院で測ったときは9度6分やった……




主「9度6分かぁ………

じゃあ冷えピタ貼っとこっか」






えーと、

おでことあと脇の下……







主「ジェルくん上脱いで


ジェル「んん？？？／／




主「え？

あっ！そういうことじゃ……

あの、脇の下に冷えピタ貼るから…／／」





ジェル「そ、そーゆーことか…………／／





ジェルくんは上の服を脱いで、ばんざーいってする


筋肉カッコいいな


なんて思いながらも冷えピタを脇の下に貼った







ジェル「冷たぁ……


主「なんか食べる？


ジェル「うどんがあるからそれ作ってほしい…


主「分かった






冷蔵庫を開けると、確かにうどんがある。


他の野菜とかもちょこちょこ入れてうどん完成。









主「できたよ


ジェル「ありがと




ジェルくんはだるそうに体を起こす。




主「こぼさないようにね


ジェル「おう





うどんを食べるジェルくんは、


いつもの色気がある感じとは違って、ちっちゃい子みたいだ









ジェル「ごちそうさま。おいしかったで




主「ありがと。じゃ、今日泊まってくから。

ソファー借りるね」




ジェル「１人はいやや………ここにおって……？






立ち上がった私の服の裾を掴んで上目遣いのジェルくん。




やべぇ、可愛い。







主「しょ、しょーがないなぁ／／





その日の夜、私はジェルくんのベッドの隣に布団をしいて寝た。

○→←インフル

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す