よんじゅうろく ページ47
絵美ちゃんは確かにそう言った
絵美あのねぇAちゃん、水琴くんはAちゃんのことが…好き…なんだよ?
え…? 好き…?? んな訳…w
『えと…いきなり何の冗談を…』
そう言うとまた2人は大きなため息をした
男子1「あのなぁ…あんな水琴見て気付かないのお前くらいだぞ…?w」
そう言われましても…
絵美んで、Aちゃんはどうなの?
『えぇ…』
ピッ
話が済み、男子1がスマホをしまった
『あれ…とりあえず皆と合流しないとだよね?』
男子1「あ、そうだった」
と言ってお互いスマホを取り出すとどこにいるのか、今ここのお店にいるといったメッセージがグループに来ていた
「『急ご』」
僕と男子1は慌てて早歩きしだした
男子1「いやぁにしても水琴も馬鹿だよな」
『??』
男子1「どこまでいっても奥手だしビビりだから成功するのにちっとも告白しないし、
あれじゃ理想的な彼氏にはなれないっての」
『成功って…自分答えまだ出せてませんけど…』
結局あの電話の最後の質問
自分にはやっぱりよく分からなくて曖昧な生返事をして終わってしまっていた
男子1「まぁ誰かが想ってくれてるって凄いことなんだからさ、とだけ言っておく」
『どうしてそんなことを…?』
男子1「っ… 俺は絵美が好き'だった'から」
『え、でも…』
男子1「分かってる、それ以上は言わなくていい」
男子1くんが遮った言葉は絵美ちゃんは拓と付き合っているということ
あの二人の話は学年内で既に周知の事実だった
漫画やアニメで見る数倍以上に恋は複雑で難しいらしい。
ふととあることが頭をよぎった
『っていうか水琴くんのことを話すためにわざと皆とはぐれたの…?』
男子1「そう。ちなみにこのこと水琴は知らないから」
『は? いやちょっと待ってこれからどの顔して合流すればいいの』
男子1「がんば★」
と言ってグーサインを出した
まじかよ、、、。
そうこうしてるうちにメッセージにあったレストランに着いた
こちらに気づいた瞬間変な行動をするな、本当にはぐれたらどうするんだと班長である水琴くんからしっかりお叱りを受けました
気付いたら心配のことも忘れいつも通りお話しながらご飯を食べていた
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作者名:was | 作成日時:2022年8月12日 3時