笑って泣いて君をみる

手首を切って血を見ながら綺麗だねと言った君をみる ページ4

太宰治
「綺麗だね…………けど、君の血は見たくない……」
自分の包帯の一部をとり、手首に巻いてくれます。手首には血が滲んだ包帯、貴女は彼が巻いてくれた包帯をとってまで自らを傷つけ血がみたいのですか？


中島敦
「そんなこと、ダメです！」
正義感の強い敦君、貴女が自分で自分を傷つけるのをとめたいのです彼の目を見てください、心配している目ですよ？貴女がそうさせていることに気付き初めているでしょう？


中原中也
「おいっ！何やってんだ！」
焦る中也さん、もうやんじゃねぇぞといって持っていた絆創膏を貼ってくれます。絆創膏持っているって女子力たかっ！てか太宰さんと似てる……流石相棒


芥川龍之介
「…………いくぞ」
血が出てるほうとは反対の手を引いて医務室へ連れていってくれます、彼なりの不器用な優しさですよ
いつもあれほどの血をあびているのに貴女の血はどうしてもみたくないのです


ドストエフスキー
「イタズラも程ほどにしてください……」
貴女の裏の顔を彼はみたことがないのでしょうか、イタズラと言われてしまいます、貴女は笑ってイタズラといいますよね？こうやってまた、本当の自分を誤魔化し隠していくのでしょう………


夢野久作
「…………あ、あぁ”……」
貴女が壊れたと思っているのです、自分の異能力のせいだと泣いてしまいます
欲しくもない異能力のせいで大事な人を失っていく恐怖、元々貴女には効かないのにきづきません
裏の顔がでた貴女、泣き続ける彼
狂った二人の居場所は座敷牢だけです


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りんさんリクエストありがとうございました。期待に添えたでしょうか？
残りもがんばります！

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