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モブ1人 ページ2

「黒瀬さん。この間話した新しい本、届いたみたいだから職員室に取りに行ってもらえる?」

「本当ですか?分かりました」

私は黒瀬A。

帝光中学に通う普通の中学2年生。

ちなみに図書委員です。

今は、委員会の活動中(放課後自由参加)で、注文していた新しい本が届いたとのことなので職員室に取りに行っているところ。

同じ図書委員会の人で、仲のいい人は7組の黒子テツヤさん。

だけど、今の時間が放課後ということもあり、私以外に本を取りに行ける人がいない。

なぜなら皆さんには部活動があるから。

特に運動部の活動には目を見張るほどで、同じ図書委員会の人のほとんどが運動部に所属しています。

しかし、私は部活動をしていない。

そのため私くらいしか放課後の委員会活動に参加する人がいないんです……。

二階にある職員室についた私は、職員室の前に並べられているダンボール(新品の本入り)を見つけた。

それはかなり量があり、とてもじゃないけれど1度に運べるとは思えなかった。

「この量では仕方ないですし、何度か往復しましょう」

そう思った私は、取り敢えず2箱ダンボールを重ね、1階にある図書室へ向かった。

ズシリとした重みを腕に感じつつ、視界がいいとは言えない中階段を少し急ぎ足で降りていた。

それがどうやら間違いだったようで……。

丁度1階と2階の間。階段のおどり場の所に差し掛かったとき、視界の端に赤色が見えた。

危ないと思った時には既に遅かったようで、急ぎ足だった私は急には止まれず赤色の者とぶつかってしまった。

「ひゃっ!!」

腕に抱えていたダンボールを落としてしまい、
蓋が閉まっていなかったため、中の本のほとんどが放り出されてしまった。

「すまない。大丈夫かい?」

ぶつかった衝撃で尻餅をついた私に、赤色の彼は手をかそうとしてくれた。

「……はい。すみませんでした」

そう言いながら私は彼の手をかりた。

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危機屋(プロフ) - 富士山さん» コメントありがとうございます!情景描写ばかりでどうなのかとも思いましたが、そう言ってもらえて良かったです。これからも頑張っていきますので、夢主達共々よろしくお願いします! (2017年5月5日 9時) (レス) id: 3d72017146 (このIDを非表示/違反報告)
危機屋(プロフ) - 夕さん» コメントありがとうございます!そう言ってもらえるととても嬉しいです。これからも夢主達のほのぼのライフをお楽しみください! (2017年5月5日 9時) (レス) id: 3d72017146 (このIDを非表示/違反報告)
富士山 - 1話1話とても読みやすく面白かったです(*^-^*) (2017年5月5日 5時) (レス) id: 04d6e92050 (このIDを非表示/違反報告)
- ほのぼのとしていて、読んでいてすごく楽しいです!これからも頑張ってください。 (2017年5月4日 23時) (レス) id: bd8d65e0d8 (このIDを非表示/違反報告)
危機屋(プロフ) - アカリさん» コメントと応援、ありがとうございます。これからも頑張っていきますので、主人公達をよろしくお願いします! (2017年3月31日 19時) (レス) id: 3d72017146 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:危機屋 | 作成日時:2017年2月5日 12時

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