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story 57 ページ10

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体育祭も無事終わり放課後、

私は図書委員のため図書館にいた。





月「今日も委員会あるんだお疲れ。」


「あ、月島くん。お疲れ様です」





最近月島くんはよく図書館にきてくれる。

お気に入りの作者さんがいるらしい。





「今日はいつもと違う人のを借りるんだね」


月「前に君が借りてたやつ。僕はこういうのあまり読まないケド。ちょっと興味があって」


「あ、そうなんだねっ」





それは私と月島くんが図書館で初めてあった日に

私が借りようと手を伸ばしていたやつだ。

タイトルに惹かれて借りたんだっけ。





「それラストがすごく感動するんだよ。きっと月島くんも気に入ると思う。」






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その日の帰り道。

月島くんは何か私に伝えることがあるらしい。

前にチラッとこっちをみていたから、

そのときに考えていたことなのだろうか?



いつもしているヘッドフォンは

首にかけている。



しばらく間が会いたあと月島くんは空を見上げた。







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(月島side)





前々から気づいていた自分の気持ち。

毎週大坂サンがいるときに図書館へ行くのは、

同じクラスとはいえ顔がみたいから。



図書委員の彼女ならきっと、

この言葉の意味がわかるだろう。



僕は空を見上げたまま彼女に伝える。







「月が綺麗ですね。」









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設定タグ:月島蛍 , ハイキュー , 恋愛   
作品ジャンル:アニメ
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作者名:わらびもち | 作成日時:2018年8月15日 3時

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