サッカー少女は高校生になりました【黒バス×イナギャラ】

第１９Ｑ ページ23

A「う、動かなくなっちゃった…;」

紫原「もう、おいて帰ろうよー。そろそろ帰らないと怒られるよー?」

A「うーん…じゃあ、真ちゃん起きるまで僕 この先のベンチに居るよ。兄貴、運んで」

　「しかたないなー」と兄貴は真ちゃんをおんぶしベンチへと連れて行く
　じかにおいては、頭が痛いだろうと 僕が先に座り膝枕する

紫原「じゃあ、言っとくね」

A「うん。お嬢にね」

　こんな時にケータイを置いてきてしまうとは…くっ不覚!

　兄貴を見送って、しばらくすると真ちゃんのケータイが鳴る
　…出た方がいいのだろうか……緊急事態だし、いいかな?

p…

『あっ、もしもし真ちゃん!?今 何処居んの!?』

A「(真ちゃん…?チームメイトかな?)あの…」

『え!?真ちゃんのケータイに女の子が出た…だと!?ちょっｗマジでｗｗ?』

A「(…怒ったり笑ったり忙しい人だな;)中学で一緒だったAといいます。真太郎君のチームメイトですか?」

『(真太郎君ｗｗｗｗ)うん、そうだよ。でさ真ちゃんに変わってよ!真ちゃんの彼女さん♪』

A「すみません。彼女じゃないです。会場近くのコンビニの近くのベンチに居ます。真太郎君 倒れちゃって…誰か運べる人と来てもらえますか?」

『倒れたぁ!?わ、分かった!!すぐ行くよ!』

　電話を切ってからしばらくしてオレンジ色のジャージを着た男の人が４人こちらに向かって走ってきた

「あんた、電話の人?(うわっ、超キレイ…!!)」

A「あ、はい!」

「悪いな。家のが…」

A「いえ」

「しっかし、なんで倒れたんだ?オラ、さっさっと起きろ!轢くぞ!」

「膝枕とか…」

　秀徳高校バスケ部の皆なのだろう。真ちゃんをぺちぺち叩いて起こそうとしている

　……一回、選手情報で調べたことあるんだけどなぁ…
　誰が誰だっけ…思い出せ、僕の記憶!

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