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もう戻れないね ページ9

そっと抱きしめると、Aは何も言わず、ひたすら涙を流した。


空に浮かぶ満天の星空を見ながら、ジニョンのことを考える。



「…オッパ」


「ん?」


「…ありがとう」


「いいえ。

少しは楽になった?」



俺の手の中から離れたAは、うん、と頷いた。



「あのね、お願いなんだけど」


「うん」


「このこと全部、ジニョンには言わないでほしいの」



俺の本心としては、ジニョンには話すべきだと思った。2年間もAのそばにいてくれたのだし、ふたりで共有していけばきっと上手くいくだろう、って。


でも、二人の間に俺が意見を出す権利はない。



だから、俺は笑顔で頷いた。「うん。わかった。また何かあったら、俺に言いなよ?」



その時にAが見せてくれた笑顔は、最近の中で一番心がほっとするようなものだった。

ロウソクの火を消すように→←大好きなあの声



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gumi - 真実さん» そういうことを言って頂けて本当に嬉しいです。最近占ツクには全然来れていなくて、久しぶりにここを見に来たのですが嬉しいコメントが来ていてとても心が暖かくなりました。他のも読んでくださったのですか!?ありがとうございます! (2018年11月11日 21時) (レス) id: 574c7b7109 (このIDを非表示/違反報告)
真実(プロフ) - ただただ感動しました。こんなに人を泣かされる作品を作れる方は本当にすごいです。他の作品も少し読ませていただいたのですが、全部良くて、また読み返したいなと思います。 (2018年10月16日 22時) (レス) id: 77640d9d62 (このIDを非表示/違反報告)
gumi - パジさん» 返信遅くなって申し訳ありません!わー!ありがとうございます!文を書くのは好きなのですが得意な訳では無いので、伝えたいことがきちんと伝わるか心配だったのですが…(><) そんなにたくさんのことを感じていただけたなんて私は幸せものです!ありがとうございます^^ (2018年7月2日 3時) (レス) id: 574c7b7109 (このIDを非表示/違反報告)
パジ - はじめまして!全部読みました!結構速い段階から泣きっぱなしでした…なのに読み終わった後は何だか笑顔になれて、私もいつか素敵な人に合えるのかなとか、もっと家族や友達を大切にしようと思えるような、素敵なお話だと思いました。 (2018年6月26日 23時) (レス) id: 85af0eaaac (このIDを非表示/違反報告)
gumi - KooKさん» わー!すごい嬉しいです!!全部読んでくださったのですか!?ありがとうございます!! (2018年4月28日 23時) (レス) id: 574c7b7109 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:gumi | 作成日時:2018年2月9日 16時

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