【文スト×名探偵コナン】探偵社員の私と公安警察の彼。【安室透/降谷零】

No.11【純黒の悪夢入ります！！】 ページ14

貴方side





貴『え？警察庁に何者かが侵入した？』




太［はい。黒の組織のメンバーの誰かが侵入したと言われてますが、恐らく目的は……]




貴『“NOCリスト”だね』




任務の日から少し経ったある日、ポアロのバイトがお休みな日、私の部下である太宰治から電話がかかってきた。



太［そうです。つまり、黒の組織に潜入している捜査官……安室透さん、水無玲奈さんが今回は一番危ないかと……]




貴『……えぇ、分かったわ。有難う。』



通話終了ボタンを押して、息を吐く。




貴『さて、どうしようか…。』




とりあえず誰がやったのか調べるしかないか…。



私はパソコンを開いて作業を始めた――。



貴『なるほど、キュラソーがやったのか。しかし、NOCリストが奪われたと言うことは世界中の諜報機関が混乱してしまうということ。なら――』



次の日



ヤバイ、とうとう徹夜してしまって今は午後の三時か。


ウトウトしていると、仕事用の電話から音がなった。



貴『……もしもし。』



??[俺だ、メルロ。]




貴『あら、貴方が電話をかけてくるなんて珍しいわね――ジン。』




ジ[今から、ネズミ狩りをする。お前も来い。]



貴『ふーん、分かったわ。今行く。』



私は席を立ち、車のキーを持って外へ出た―――。

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