【17日目】 その2 ページ7
さて、今日も彼は格納庫にいるのだろう。
…が、この体勢でいけば説教は確実。それどころか1日は口をきいてくれないだろう。
【格納庫前】
A「お、下ろしてくださいよ馬鹿ーっ!!」
シノ「軽いけどメシはちゃんと食ってるか?」
A「食べてますよ!!この前の身体測定で身長と体重は健康体でしたから!!
貴方の筋肉が発達しすぎなだけです!!」
シノ「嬉しいこと言ってくれるじゃねーか」
A「いいから下ろして!!」
シノ「だが断る」
A「ふ、ふざけるなー!」
ヤマギ「朝からうるさい…もうなんなの……え?」
A「…あ、ヤマギさん!シノさんをなんとかしてください!!
このままだと降りられないんです!!」
ヤマギ「え、ネコヘリさんに頼めば?」
A「いやいや、ネコヘリさんに催眠ガスを使われたら私もダメージ受けます!」
ヤマギ「…そうなってくれたら、いいのに」
ネコヘリ「おやー?私をお呼びですか?」
ヤマギ「ほら、来たよ?」
A「じゃあ催眠ガスで私が寝たら受け止めてくださいね!?
ヤマギさんの言葉は信用しましたから!!」
ネコヘリ「催眠ガスですね、できるだけシノさんに吹きますがマスターは鼻と口を押さえてください」
A「え、本当に…」
シノ「Zzz…」
A「ぅ、眠い……Zzz……」
ネコヘリ「こんな感じですかねー?」
ヤマギ「根本的な解決ができてないんだけど…シノとAを引き剥がせないの!?」
ネコヘリ「そこはヤマギさんがやるべきかと、私は医療用ロボ
私がシノさんとマスターを引き剥がそうとすればどちらかが致命傷を負いますから…」
ネコヘリはそう言うと三人の前から立ち去った。
催眠ガスでやられたシノに抱きつかれながら苦しそうに眠るA、それを見て呆然とするヤマギ。
これを見た人は確実に誤解するだろう、確実に
エーコ「ヤマギくん何し…あ、失礼しましたー」
ヤマギ「ご、誤解だからー!!」
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白都彩音@ペルソナ使い(プロフ) - Momo★さん» コメントありがとうございます!面白いなんてもったいないお言葉です!これからも頑張ります! (2016年12月26日 10時) (レス) id: e25ffd389d (このIDを非表示/違反報告)
Momo★ - 私もヤマギ大好きです!もうこの小説がとても面白くて一気に見てしまいました!これからも更新頑張って下さい! (2016年12月26日 10時) (レス) id: c66e27bf92 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:白都彩音 | 作成日時:2016年12月24日 17時