【鉄血のオルフェンズ】2冊目！鉄華団医務室日記

【２２日目】　その2 ページ17

【昼】
ヤマギ「…さ、寒いいいぃぃぃ……」
シノ「なんというか…すーすーするというか…」
三日月「オルガ、カイロない？」
オルガ「今は持ってないな」
A「…」
ネコヘリ「ぶろろろ……今日は一番寒い日、とニュースにあります！」

ネコヘリさんの情報は確かなようだ、ヤマギの端末にも『今季一番の寒さ！』と書かれている。

A「なんだかヤマギさんが寒いとこちらも寒くなります！
ということでこれをどうぞー」
ヤマギ「…え」
A「遠慮なさらず！
中に来ているだけでも変わりますよ！」
ヤマギ「で、でも…Aが……」
ネコヘリ「問答無用です！着てください！」


ヤマギさんが私の服を着ること数分…
シノ「Aのコスプレか？似合ってるぜ！」
ヤマギ「うっ…」
オルガ「サイズが同じなのか？」
ヤマギ「うぐっ…」
三日月「カイロない？」
A「ありますけど、貼るカイロでいいですか？」
三日月「うん」


歩くこと1時間、空から雪が降ってきた。
A「ネコヘリさん、雪が降ってます！」
ネコヘリ「雪だるまでも作りますかー？」
A「いや、いいです……私はこれがやりたかったんですよ！それっ！」
シノ「うわっ！？やりやがったな！」
ネコヘリ「雪合戦ですか…青春ですね…」
ヤマギ「風邪ひくよ？」
A「え、うひゃぁ！？」
シノ「ひっかかったなー」
A「も、もう…！決着は後でつけてあげます！」
シノ「はは、待ってるからな！」
ヤマギ「シノもほどほどにしてよ…後ろの二人に被害が…」


オルガ「俺らと雪合戦…雪への思いが強いのか…」
三日月「この雪、食べられる？」

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