第36話 感情 ページ38
―試合当日 コンドルスタジアム
円「みんな、準備はいいな。俺達の全部をぶつければ必ず勝てる!!それじゃ…行くぞ!!」
「「おぉ!!」」
この試合は彼らにとって、とても重要な者となっただろう
オルフェイス、イナズマジャパンと、互いのレベルアップ。そして…
ずっと憎み続けていた影山零治という男を、知り、救う事ができたのだから
K「フフッお前ごときに気づかされるとはな…いや、お前だから…か……流石だな、お前達は本物だ」
鬼「貴方こそ」
K「私もなりたかった…お前達のように」
鬼「貴方ならなれたはずです」
K「フッ」
鬼道とフィディオに笑いかけた影山は、じっとこちらを見つめていたAへと視線を向けた
K「……お前はここでも、変われぬか」
鬼「?」
K「お前の本当の笑顔を見てみたかったものだ……A」
影山の口から出た、思わぬ人物の名に
鬼道もフィディオも、全員が驚いていた
貴「・・・」
『いろんな感情がまざって・・・っぐちゃぐちゃで・・・・っっ』
『なら、忘れてしまえばいい』
『え・・・?』
『忘れろ、全て』
K「吉窪A。奴は、感情の波に溺れかけていた」
フィ「感情の、波…?」
K「成長するにつれ、心に収まりきらない感情も膨らみ、奴の心は破裂寸前だったのだ。…人一倍、感情が豊か…そう言えば分かるか?」
鬼「……はい。収まりきらず爆発しそうな感情…」
一時の怒りや悲しみ、嬉しさ……爆発しそうな感情はきっと誰もが体験しているだろう
だが所詮、それは“一時の”感情だ
しかしAは、人一倍感情豊かなせいで
その爆発しそうな感情は収まる事を知らず、常にAを苦しめていた
貴「……壊れかけた僕を救ってくれたのは、貴方だ」
そう言ってニコリと笑うAを見て、影山は少し悲しそうに目を伏せた
警察「Mr.Kいや、影山零治。傷害罪および国外逃亡の容疑で逮捕する」
到着した警察により、影山は連行されていく
最後に、お礼の言葉を残して……
74人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
クソ川(プロフ) - いえいえ!お互いに頑張りましょうね(^^)v (2017年11月8日 19時) (レス) id: e3d5620082 (このIDを非表示/違反報告)
マシマロ王子♪(プロフ) - クソ川さん» 面白いと言って頂けて嬉しいです・・・!!その言葉だけで頑張れますっ!!!コメントありがとうございます♪ (2017年11月8日 19時) (レス) id: 47c2b0a848 (このIDを非表示/違反報告)
ノア(プロフ) - マシマロ王子♪さん» ありがとうございます!これからも応援してます!頑張って下さい(*^.^*) (2017年11月8日 8時) (レス) id: 8abf6821cb (このIDを非表示/違反報告)
クソ川(プロフ) - この話し面白い(*´ー`*) (2017年11月7日 21時) (レス) id: e3d5620082 (このIDを非表示/違反報告)
マシマロ王子♪(プロフ) - ノアさん» 無理に変えようとせず、自分らしい作品で頑張ります!!その方が書いてても楽しいし、その作品を面白かったと言ってもらえた時の喜びも大きいですしね♪これからも頑張ります!!! (2017年11月7日 20時) (レス) id: 47c2b0a848 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:マシマロ王子♪ | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/masipage/
作成日時:2017年11月4日 19時