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〜マルスside〜
流石にさっきのは悪かったな。
うん、謝ってから部屋に戻ろう。
〜【666】号室 ピアシテの部屋前〜
マ「ろ、666って……。」
部屋番号が悪魔の数字じゃないか。
コンコン
念の為、扉をノックする。
マ「ピアシテ?僕だよ、マルスだけど。……ピアシテ?」
思わずドアノブに手を掛ける。
マ「あれ、開いてる。」
ガチャ
扉を開けるとピアシテがテーブルに向かって熱心にさっき言ってた古代文字の解読をしていた。
そんな熱心な表情は初めて戦った時以来、見ていなかった。
紙を見て、持っている本に目を向けるとまた紙に目を戻した。
時々、別の紙にガリガリとペンで何か書いている。
…………全部古代文字だから分からないけど。
今日は休日だから剣の稽古にでも誘おうかと思ったんだけど……まぁ、いっか。
熱心にやってるみたいだし。
バタン
ピ「あれ、ピアシテの部屋にいたんですか?ピアシテ何してました?」
マ「あぁ、ピットか。彼女なら凄い熱心に古代文字の解読をしてたよ。多分話しかけても聞こえないんじゃないかな。」
ピ「せっかく一緒に空でも飛ぼうかと思ったんですけど、それなら仕方ないですよね。またの機会にしときます。」
『五分間しか飛べないですけど。』とさりげなく付け加えてその場から走りさっていった。
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赤紫信号機(プロフ) - 編集画面の下に、「続編へのリンク」があるので、そこに続編のリンク(左上のhttp://・・・ってやつです)を貼り付ければ続編に飛ぶことができます。分からなかったらヘルプを参考にしてください。 (2015年6月23日 21時) (レス) id: 2f862375cd (このIDを非表示/違反報告)
アステリーゼ - おお!遂に続編へと進むのかー! 41話のピーチのキャラ崩壊で笑ったw 続編も楽しみにしてるぜ! (2014年8月1日 19時) (レス) id: a29989a55f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:千葉ちゃん(元杏) | 作成日時:2014年6月3日 22時