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リ「最後に結んで、と……出来たぞ。」
顔の横に垂れている二本の髪の毛まで結ってもらった。
ピアシテ「あの、結んでくれてありがとうございました。では、私はこれで。」
お礼を言って一礼して脱衣所の扉を開けて出ようとして一度こちらをふりかえった。
ピアシテ「あぁ、そういえば一つ言い忘れてましたね…………………………
夜は私の部屋に来ない事をお勧めしておきますよ…………?」
そう告げるといつもの笑顔を取り戻し部屋へと戻っていった。
マ「夜は部屋に来ないように……?」
リ「何かよく分からないな。」
〜【666】号室 ピアシテの部屋〜
ピアシテ「はぁ…………危なかった。まだ今も彼処にいたら捕食衝動が暴走する所だったわ……。」
鞄の中からトマトジュースの瓶を取り出すと、たったの一息で全て飲み干した。
ピアシテ「(あの人達は……食べちゃダメ。絶対に………。)」
『ご主人様〜、何か悩み事でもあるんですか?』
何処からともなく、マーズが現れる。
ピアシテ「えぇ、少し。………………………………………。」
『ご主人様……?今度こそお友達出来るといいですね。』
ピアシテ「多分今回もダメだと思う。
………どうせまた離れてくだろうから。」
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赤紫信号機(プロフ) - 編集画面の下に、「続編へのリンク」があるので、そこに続編のリンク(左上のhttp://・・・ってやつです)を貼り付ければ続編に飛ぶことができます。分からなかったらヘルプを参考にしてください。 (2015年6月23日 21時) (レス) id: 2f862375cd (このIDを非表示/違反報告)
アステリーゼ - おお!遂に続編へと進むのかー! 41話のピーチのキャラ崩壊で笑ったw 続編も楽しみにしてるぜ! (2014年8月1日 19時) (レス) id: a29989a55f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:千葉ちゃん(元杏) | 作成日時:2014年6月3日 22時