絨 ページ12
コムイ「現在、エクソシストは君の入団で20人となった。
ほとんどは世界各地に任務で点在しているけどそのうち会えることも有るだろう。
ちなみにヘブラスカもエクソシストのひとりだよ」
コムイの言葉に驚いてヘブラスカを見上げ、「え!?」と驚いた声を出す
ヘブラスカ「お前達とは…タイプは大分違うが……
私は例の石箱の適合者として……教団の創設時からずっといるイノセンスの番人だ…
たくさんのエクソシストと出会ってきた…
アレン…お前に神の加護があらんことを…」
ヘブラスカからの激励の言葉を受け、自室に案内してもらおうとする前にコムイにとある疑問を投げかけてみた。
アレン「そういえば…
夜霧Aさんってどこに居るんですか?」
コムイ「…あの子ならこの教団の1番高い位置に居ると思うよ。」
アレンの疑問に少し答えにくそうに返答するコムイに、アレンは「…そうですか」とだけ答えて自分に与えられた部屋を知りたいため、近くにいたリナリーに案内を頼んで自室へと向かった。
辿り着いた部屋にはベッドと机、椅子がありベッドのそばの壁にかけてある絵を左手で撫でてみた。
アレン「やっと…ここまで来たよ、マナ。
やっとスタートラインだ。
『立ち止まるな』
『歩き続けろ』
あんたがいつも言ってた言葉…」
宿命なんて関係ない。
これは僕が自分の意志で選んだ道だ。
アレン「誓うよ…
何があっても立ち止まらない。
命が尽きるまでま歩き続けていく。」
壁にかけてある絵に誓った。
アレン「そういえば、ティムキャンピーどこいったのかな…」
ティムキャンピーを探すついでに教団内を見回って見ようかと自室を後にした。
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ほとんど教団内を回りきってしまったアレンだがティムキャンピーが見つかっていない。
そのためまだ行っていないAの元へ行ってみようとコムイの言葉を思い出した。
アレン「…一番高いところ…か。屋上とかかな…?」
考えていれば神田が目の前から現れた。
アレン「あ、神田…でしたよね?屋上はこの先ですか?」
神田「…あぁ」
アレンをにらみながら短く答えを返す
そんな神田を余所にアレンは先へと進む。
屋上へと通じる扉を開けば冷たい闇のような夜闇に冷たい風が吹いていた。
その中に1人、闇に溶け込むように風に髪を靡かせながら教団の周りを見渡すA。
その肩にはティムキャンピーもいた。
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伊東 灯 - 病葉ななみんさん» 頑張ってくださいね!(*^^*) (2016年10月24日 23時) (レス) id: f526fe80d2 (このIDを非表示/違反報告)
病葉ななみん(プロフ) - 伊東 灯さん» 応援ありがとうございます!拙い文章で、うまく描写出来るかも不安ですがよろしくお願いします(´∀`) (2016年10月24日 18時) (レス) id: 9aa0936552 (このIDを非表示/違反報告)
伊東 灯 - すでに心をガッシリ捕まれました…!続き楽しみにしてます! (2016年10月22日 22時) (レス) id: f526fe80d2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:病葉ななみん | 作成日時:2016年10月12日 7時