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全てが重い、現実 ページ5

『…っ…夢華、師範』



「!…まさか、記憶が戻ったのかい」

『はい』



警1「?何を言っている。アンタこれ以上捜査を邪魔するのなr」

『警察の方、確かにこの人は伯母ですよ』


警2「そうなのか。お嬢ちゃん」

『はい、本当に』


警1「おい、田中!」

警2「なら、冬夜さんか七栄さんのご兄弟ですよね。署で事情をお伺いしても。」

「…なるほど。別にアタシはかまわんが、この子を如何するつもりだい?田中さんとやら。」

『……ねぇおじさん、こっち来て?』


若い田中って人じゃない方のおじさんに向かって、腕を引っ張り家の中へと案内する。



警1「あ?…そりゃ、ここに一人って訳にもいきませんし署まで…」

「アタシは田中とやらに聞いてるんだが」


警2「はい、それはどういう…」


シィンッ





「その血の臭い。…アンタさ、鬼だろう?」



一瞬の間。

にこりと笑って問い返す田中の首には、金色に輝く刃が当てられていた


警1「…ッお前!!何をしている!?」


慌てた様子で拳銃を腰から抜こうとする彼。

それよりも速く、彼の手首を力強く握った
勿論、呼吸を使って。

『おじさん、見てればわかるよ』

「はぁ!?(何故動かん!?こんなの少女の握力じゃないぞ!?)…おい、離せ嬢ちゃん!!」

『いいから』

「…っ」



ぶんぶんと振り回して乱暴に私の手を払って行くと思えば、おじさんは意外と冷静に考えられる人なのか、少しパニクった後私の言葉通りにおとなしく二人を眺めた


…いや、何かしら思うところがあったのかもしれない。それかこの場の雰囲気に飲まれたか。



__だって彼、喋り方が単調だもの。




私だって今はまだ混乱してる。



理由は4つ


まず一つ目、記憶を思い出したこと。
これが一番混乱してる理由なんだけど…


トリガーは”両親の死”と”師範の名前”かな
…最悪だよ本当。


私は二度、親を失った…



重いが気を取り直して…
二つ目、師範も記憶を持っているということ。

元からあった?どうして?




前世の記憶



”鬼殺隊として生きた私”を私は覚えている
いや、正しくは思い出した




そして気づいた三つ目。


両親の名前や師範の記憶が、過去と一致していること。


もしかして、家族だけじゃない。
他の皆も生きている?



ここに、居る?



自分の考えに少しの期待を持てた

身勝手だけれど、この状況で心が押し潰されるよりはマシだ。



で…四つ目。

これが一番重要だけど





”どうして鬼が存在している?”

現代の“鬼”→←事実にして。



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らら~ - オムライスみたいな色の人...www (2022年2月17日 23時) (レス) @page31 id: a7b0ea87de (このIDを非表示/違反報告)
メリエリ(プロフ) - オムライスみたいな色の人ですねで、笑ったwww (2021年5月2日 9時) (レス) id: 3b02c3cd6d (このIDを非表示/違反報告)
ナナ(プロフ) - yuina03230418さん» ありがとうございまぁああす!!最近更新できず申し訳ございません、少し時間が空き次第更新頑張りますね!善逸推し!こんどアンケート取らねば…!! (2020年11月22日 17時) (レス) id: 6412d0e74c (このIDを非表示/違反報告)
yuina03230418(プロフ) - 続きをわいらに恵んでくだせぇぇぇ!善逸落ち志望でぇえええええす! (2020年11月22日 15時) (レス) id: 411fa87a66 (このIDを非表示/違反報告)
因幡(プロフ) - ナナさん» タコタコタコタコ〜タコライス〜♪ (2020年7月4日 16時) (レス) id: c0af763869 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:闇月 x他1人 | 作成日時:2020年4月22日 7時

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