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予想通り ページ11
沙羅：「わー！ひろーい！なになにこんな所で1人暮らししてるの？広過ぎない？」
驚きながら沙羅が部屋を見回す。
そう言えば沙羅たちには元カレと一緒に暮らしてるって言ってなかった！マズい、今思い出した！
世間体にもあんまり自慢できることでもなかったし、あえて言わなかったんだけど。
A：「あ、えっと、」
和也のことを説明しようとした時だった。ガラリと居間の引き戸が開く。
A：「………あ、」
沙羅：「………え？」
雅紀：「………。」
そこには予想通りってかコイツしかいないんだけど！
ああ、もうしかもなんで上半身裸かな！和也が濡れた髪のまま姿を現した。
和也：「あれ？お客さん？」
知ってるだろう！さっき説明したんだから、わざとらしい！！！
沙羅：「え、誰………A、あんた同棲してたのぉ？？！」
雅紀：「沙羅、声大きい(笑)彼氏いたって不思議じゃないだろう？」
A：「あ、あの〜…彼氏っていうか…」
沙羅：「私には彼氏いないって言ってたのに。」
いないいない、今はいないよ。
和也：「初めまして、二宮和也と言います。」
和也は裸のまま相葉くんの前まで行くと顔を見上げて言った。
雅紀：「あ、初めまして相葉雅紀って言います。Aちゃんはうちの店の常連さんで、」
和也：「伺ってます。あなたがオカマの…」
雅紀：「お…」
A：「和也！」
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作者名：＊まぁ＊ | 作成日時：2020年2月8日 20時
