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ページ20

ヨコハマには季節によって変わる名所がある。

今日はクリスマス。よって、数十mにもおよぶ巨大なツリーが飾られている。




「きれー……!」




Aは太宰におんぶされながらツリーに魅入ってしまった。
クリスマスによるサービスで今日は太宰の抱っこ&おんぶ付きだ。




「パパと来れてよかった」


太「そう?嬉しい事云うようになったじゃないか」


「昔から云ってる」


太「そうだね。君は昔からロマンチックな事を云う子だった」




精神が見た目と異なるせいかAは昔からロマンチックな事を云って見せた。

そのせいか紅葉からは絶賛の嵐だった。




「あ、」



ツリーをぼーっと見つめていると、顔に何か冷たい物がかかった。




「パパ、パパ、ゆき!」




Aは空へと手を伸ばし、小さく降る雪を掴もうとした。
子供ならやってしまう行動だ。




太「明日には積もるかねぇ」


「ゆきだるま作れるぐらい積もってほしい!」


太「私は鎌倉作りたいねぇ」


「あれやりたい。お鍋たべる」


太「お、じゃあ蟹鍋かな」


「ぜったいおいしい!」




武装探偵社と云う決して平和では無い組織に身を置いている2人にとって普通の会話はとても幸せな事だと知っていた。




太「来年のクリスマスにも来なくちゃね」


「うん!来年はベイリーもつれてね」


太「犬は苦手なんだけどなぁ……」




来年に此処にもう一度来るには太宰が自 殺していない事が条件だ。




太「生きてみるのも佳いものだねぇ」


「なんかいった?」


太「何にも?」


「えー、なにいったの?教えて!」




Aに迫られても太宰はそれについて何も云わず、Aが拗ねたのは時間の問題だった。







_______メリークリスマス、私の宝物。

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ただのバカです - 早く夢主君が大人になったところみたい···。続き楽しみに待ってます。 (2023年1月10日 22時) (レス) id: 37480b1f74 (このIDを非表示/違反報告)
闇姫 - 安心して下さい。待ちます!楽しみしています。 (2021年10月4日 23時) (レス) id: ae77e7925b (このIDを非表示/違反報告)
ルキ(プロフ) - 探偵社編に行くの楽しみに待ってます! (2021年9月26日 1時) (レス) @page12 id: 4bc5339911 (このIDを非表示/違反報告)
チェリー(プロフ) - 文スト大好きさん» ありがとうございます! (2021年9月15日 10時) (レス) id: d942560228 (このIDを非表示/違反報告)
文スト大好き - はい!楽しみに待っていますね! (2021年9月14日 21時) (レス) id: eae667bbac (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:スワ | 作成日時:2021年6月21日 16時

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