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Aは出された料理をたらふく食べてお腹はもうはち切れんばかりに膨れていた。
太「このお腹なぁに、風船みたいだ」
「たべすぎた」
太「君凄い勢いで食べてたね。ベイリーと同じくらい食べてたよ」
クリスマスだからこそベイリーのご飯も豪華だった。
何時もはドックフードだけだが、今日は犬用ケーキ、犬が食べれるお肉なども用意されていた。
「ねーねーパパ。おさんぽ行きたい」
太「ツリー見に行くの?」
「うん!ベイリーもつれてく!」
そう言ってベイリーの元へ走ったが、ご飯を沢山食べたベイリーは既に自分の寝床で熟睡していた。
「ベイリー、おやすみ。メリークリスマス」
Aは静かにベイリーの頭にキスを送って出かける準備をした。
太「寒いからちゃんと着て」
「うん。かぜはひいちゃだめ」
アウターを来たAは雪だるまのように丸くなり、とても可愛らしくった。
敦「綺麗なツリーを見れればいいですね」
「きれいに決まってる!」
春「行ってらっしゃいませ」
探偵社の人々に見送られ、Aは太宰と手を繋ぎ社を後にした。
***
「パパはさ、子供の頃サンタさんになにお願いしたの?」
太「うーん、そもそもお願いしてないからねぇ」
「えぇなんで?」
太「だって、欲しい物なんて無かったもの」
幼少から死ぬ事を希望していた太宰にとってクリスマスプレゼントというものは無かった。
今思えば必ず死ねる薬などお願いしておけば良かったと後悔している。
「パパって夢がないよね」
太「酷いじゃないか」
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ただのバカです - 早く夢主君が大人になったところみたい···。続き楽しみに待ってます。 (2023年1月10日 22時) (レス) id: 37480b1f74 (このIDを非表示/違反報告)
闇姫 - 安心して下さい。待ちます!楽しみしています。 (2021年10月4日 23時) (レス) id: ae77e7925b (このIDを非表示/違反報告)
ルキ(プロフ) - 探偵社編に行くの楽しみに待ってます! (2021年9月26日 1時) (レス) @page12 id: 4bc5339911 (このIDを非表示/違反報告)
チェリー(プロフ) - 文スト大好きさん» ありがとうございます! (2021年9月15日 10時) (レス) id: d942560228 (このIDを非表示/違反報告)
文スト大好き - はい!楽しみに待っていますね! (2021年9月14日 21時) (レス) id: eae667bbac (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:スワ | 作成日時:2021年6月21日 16時