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六十六話_慣れとは恐ろしい ページ34

Aは下を見下ろすと三人の死体が目に入ってきた。

普通の3歳児だったのならここで泣き喚いて居ただろう。
然し自分は普通の三歳児では無い。


確かに以前はちびるくらいビビっていた。
其れは幸いな事に赤ちゃんのお漏らしとして処理されたが。


0歳からポートマフィアに居たら流石に死体やら拷問やらに慣れてしまった。




「ひろちゅさん!!こんにちは!」


広「A様……。お元気で何よりです」




広津はどうやらAが元気にしていることに安堵する。
誘拐事件からどうやら少し過保護になってしまった。




太「喰らえ!爆撃!!え、避けられたぁぁ!!」


広「……太宰殿、御足労恐縮です。武器庫警備の者が撃たれました」


太「ポートマフィアの武器庫を狙う命知らずは久しぶりだねぇ…!手口は?このッッ!喰らえ!」


広「各々、9ミリを10発から20発受け即死。その後、武器庫から銃火器が盗まれました」


太「じゃあ見てみるよ。これお願い!」




太宰は途中のゲームを広津に投げ、すぐ下まで軽く飛び降りた。


然しAは降りれない。

何故か?

だって3歳なんだから。




「パパ…おりえない」


太「嗚呼、君には高すぎたね。ほらおいで」




太宰はAに向けて手を広げる。

Aはそれを見て飛び降りろと云う事か?と考えた。

少しの間考えてみたが、矢張り飛び降りろと云う事だそうだ。


Aは意を決して飛び降りるとしっかりと抱き止められ地面に無事降ろされた。




「あ、ベイリー」




Aは上を見上げるがベイリーにこの高さは楽勝だったようで直ぐに降りてきた。

六十七話_灰色の幽霊→←六十五話_沿岸に



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海蕾(サブ) - えっあ…誕生日が一緒だと!?…ありがとう(泣) (2023年4月4日 2時) (レス) id: f15a1011db (このIDを非表示/違反報告)
チェリー(プロフ) - うり太郎さん» ベイリー可愛いですよね。良き親友になります! (2021年9月19日 14時) (レス) id: d942560228 (このIDを非表示/違反報告)
チェリー(プロフ) - 蜂蜜檸檬さん» あら、そうなんですか? (2021年9月19日 14時) (レス) id: d942560228 (このIDを非表示/違反報告)
うり太郎(プロフ) - ベイリー・・・・・・ッ!!僕のワンダフルライフ大好きなんで嬉しいですっ!!今読み途中なんで今すぐ続き行ってきます三┏( ^o^)┛ (2021年9月15日 21時) (レス) id: ccbe99882f (このIDを非表示/違反報告)
蜂蜜檸檬(プロフ) - はっ!この子誕生日が近い! (2021年7月22日 23時) (レス) id: ce5837a03d (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:スワ | 作成日時:2021年3月29日 16時

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