久しぶりの ページ10
芥川sied
A。何故太宰さんにそんな怒っている
確かに感じた
兄である太宰さんに最初に会ったときは、これまで僕達に見せて来なかったほどの笑顔だったのに何故だ
何故殺すことを躊躇わず、寧ろ自分から殺しに行っているんだ
僕には理解できんが、きっとAも全ては理解できていない
Aを其処までにする何かがあるのだろう
久々に手合わせをすることになったが、今日の相手は大変そうだ...
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芥川sied
『行くよ』
「何時でも来るがよい」
ザッ
二人が同時に動き出す
「羅生門」 『パンドラの匣』
黒獣と白獣がぶつかり合う
二人とも基本一歩も動かないが、すごい戦いが起きている
ふと、気になったことを聞いた
「A、先刻暴力を振っていい女子は私と敵だけと言っていたが、僕はそうは思わん。」
『...っ!?』
隙をついてAの体に羅生門を巻き付け目の前に引き寄せた
「僕はAにも暴力を振ってはいけないと思う。樋口に振るってしまったが、言われて気付いた。すまない。」
そういって羅生門を外した
『そんなこと、言ってくれるとは思ってなかった...』
ふらっとAの体が傾いた
咄嗟に受け止めた
「随分とお疲れだな」
Aの異能力は精神力のいるもので、同時に体力消費もすごい
久しぶりだったし、最近うまく異能力が使えんと言っていたから疲れたのであろう。
こうしてたまに倒れることがある。それも唐突に。
電源の落とされた機械のように倒れるので、馴れてないと大騒ぎになる
昔からの付き合いで馴れているので普通に休ませる事にした
仮眠室につれて行き寝かせた
羅生門なしで運べるほど軽かったが、こいつはちゃんと食べているのであろうか?
まぁ今度聞いてみるとしよう
「ゆっくり休め.....お休みA」
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赤峰和華(プロフ) - まゆさん» ありがとうございます!続編に行ったので、どうぞそちらでもよろしくお願いします! (2018年5月20日 23時) (レス) id: 7df9df7e82 (このIDを非表示/違反報告)
まゆ - 初めまして、こんばんは! とっても素敵なお話で凄く大好きです。 更新を楽しみに待ってます! (2018年5月20日 22時) (レス) id: c491a96770 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:赤峰和華 | 作成日時:2018年4月5日 1時