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選択肢は ページ48

Asied


健治君を蹴り飛ばした中也


しかし後ろから...


『中也!後ろ!!』


女性が鉈を振りかぶっている


ガンッ


女性を異能の対象にし、靴をならす


何時も靴をならすのは、そこから伝わっていくわずかな揺れで、弱体化した敵を倒れさせるため


鉈を地面に突き刺し、膝から崩れる体を支える


中也は天井に立っている


「その異能力...重力使いの中原中也と、弱体化·破滅の使い手太宰Aだね。」


「太宰の兵六玉が喋ったか...」


『マジで一回死んでこいよ、兄さん』


「ってことはアンタ、あの太宰の妹かい?兄妹揃って、攻撃しにくい異能力だねぇ。」


『まぁ確かに。でも違うのは...やっぱりお楽しみにしておく。』


「そうかい、まぁいい...」


そういうと、クルっと中也のほうに向きを変え、「いいから降りてこいよ!」と言った


「太宰が其程警戒してんなら、期待に応えねぇとな!」


中也が降りてくる


少し下がって待っていた


ボンッ


ヒュオォォォ


『中也、砂埃が飛んでくる...』


ゴホッゴホッ


「さぁ、「重力」と戦いてぇのは何方だ?」


『無視かよ...』


目が痛い


「答えよポートマフィアの特使。」


探偵社の社長がカメラ越しに喋りかけてきた


「貴兄らの提案は承知した。確かに探偵社が、組合の精鋭を挫けば、貴兄らは労せずに敵の力を殺げる。三社鼎立の現状なれば、あわよくば探偵社と組合の共倒れを狙う策も筋が通る。」


「だが、お宅にも損はない。だろ?」


うん。損はない。むしろこの取引、乗らないと損する。


ていうか、後悔する


「この話が本当にそれだけならばな」



だって全部本当だから...


乗らないと、事務員の命は無いかも知れない。


時間がギリギリだな


ちょうどよくなるように、ギリギリで組まれた作戦


長引くと、本当に一番命がなくなる可能性が高い

番外編〜おめでとう〜→←取引



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作者名:赤峰和華 | 作成日時:2018年3月25日 21時

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