過去編13 ページ31
.
室生「そんな事が…
話してくれてありがとうな」
萩原「そんな過去があったんなんて…
大変だったんだね」
『でも、もう大丈夫です。
私には友達…いや、家族が出来たので』
室生「そうなんだ、それはよかった」
『はい!
萩原さん、私の手当てありがとうございます。
まだ安静にしてないと行けないと思いますが、家族や先輩を待たせているのでこれで失礼します。』
室生「いや、まだここに居ても『大丈夫です、これくらいへっちゃらです!』……」
『それじゃあ、ありがとうございました』
室生「帰る前に一ついいか?」
『なんですか?』
室生「名前だけ聞いてもいいか?」
『あ、まだ名乗ってなかったですね。
白秋…北原白秋っていいます。』
萩原「白秋…いい名前だね」
『それじゃあ、ありがとうございました
また、会えるといいですね』
室生「きっと、そのうち会えるだろ
ここら辺に住んでいるなら
世界は意外と狭いからな」
『そうですね
ミルクちゃん、行くよ』
ニャー
こうして私とミルクちゃんは室生さんの家をあとにした
54人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:豹犂 | 作成日時:2018年9月28日 20時