探偵社壊滅作戦が上手くいかない件について

41話 ページ43

… 翌日 …




貴(ハァ、暇だなぁ。いくら私の作戦とはいえ、間違えたかな？)





　(昨日、国木田さんに『態度と行動で示せ！』なんて言われたけど…)





　(こんな、4人と事務員しかいない探偵社で何するっていうんだか…)





太宰「ねぇ、国木田くぅん、私暇なのだけど」





国木田「知らん。仕事ぐらい自分で探したらどうだ」





太宰「う〜〜ん、それは分かっているのだけど…」





国木田「…というか、お前が仕事をしようとするときなんてあったんだな」





太宰「あぁ〜、だってさ、Aちゃんをここにおいてくれって言ったの私だし」





貴「太宰さん…ありがとうございます…」





国木田「カッコよさそうなこと言ってるけど、お前何もしてないじゃないか…」





太宰「！！ それは…国木田君が私に仕事を振らないから…」





国木田「ほぅ、じゃあお前に仕事を振ってもいいんだな…」





太宰「勿論！さぁ、どんな仕事でもWEICOMEだよ！」





国木田「じゃあ、太宰君には溜まりまくった書類の整理をしてもらおうかな(ニコッ)」





太宰「えっ…国木田君が笑ってる…」





貴「しかも、君付け…」





国木田「どうしたんだお前たち、終わらないと帰れないぞ(ニコッ)」





貴「私も…ですか…？」





国木田「態度と行動で示してくれるんじゃないのか？(ニコッ)」





貴・太宰「「 いやぁぁぁ〜〜〜〜〜〜！！！ 」」

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